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「平等なんて無理」ワーママも独身も苦労がある…女性の働きづらさを痛感した話

  • 2024.7.24

妊娠中、仕事はしていましたか?家庭や、体調、価値観、さまざまな観点から仕事の継続について検討したでしょう。社会の一員として働くことは、やりがいを感じよいことがたくさんあります。その半面、職場で妊婦や子どもがいる人への配慮がないと居心地の悪さを感じることも…。職場での理解や配慮は、働いている人たちの意識で大きく変わってきます。今回は働きにくい環境を自ら作り出してしまったある女性のお話です。神谷もち(@mochidosukoi)さんの作品『女女平等』をご覧ください。

勤続17年のキャリア。順風満帆な人生だったのに

主人公のゆりこは、勤続17年というキャリアの女性です。パワハラやセクハラにも負けずに、順調にキャリアを積み重ねてきました。

特に結婚の予定もなく、出産願望もないゆりこ。おおむね人生に不満もなく、順調な日々を過ごしていました。しかし、ゆりこは人生の大きなターニングポイントを経験することになるのでした。

時短はそっちの都合。つい言動も厳しくなる

ゆりこの会社に入社した女性は、時短勤務でした。まだ小さい子どもが二人いて保育園の送迎などがあったからです。しかし、ゆりこにとってそんな事情はどうでもいいことです。まだ業務があるのに、定時であがる女性にいら立ちを募らせます。

確かに、子どもの有無や保育園の送迎は、家庭の事情です。しかし、一緒に働く仲間となった以上は助け合うべきではないでしょうか。相手の立場になって理解しようとすることは大切なことです。

ゆりこはどうしても新入社員を受け入れることができず、マタハラのような言動を続けます。こうした一人の考えは少しずつ、職場に浸透してしまうものです…。

一人ひとりの理解や配慮が大切

その後、ゆりこは妊娠が発覚。今まで受け入れてこなかった人たちの状況を嫌でも理解するようになります。そこで痛感したことは、女性の働きづらさでした。

職場では自分がまいた種とは言え、妊婦への気遣いはありません。しっぺ返しのように自分を苦しめる職場の雰囲気。そして社会の洗礼…。味方は誰もいないという不安に襲われます。

職場の人が妊娠報告をしたら、皆さんはどう感じますか?人が減れば、大変になることはあります。しかし、本来はとても喜ばしいことです。職場、社会がもっと受け入れてくれたら、出産を控える女性はとても心強いですよね。お互いさまの精神を大切にして、さまざまな人が働きやすい環境を作っていきたいものです。

著者:ゆずプー

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