【食い尽くし系】問題 「夫が全部食べちゃう（怒）」に対してSNS「もっと大量に用意しとけば？」で議論再燃

夫婦二人分のおかずをほとんど食べてしまう夫

「食い尽くし系」と呼ばれる、大皿料理を全て自分だけで食べてしまう人。主に既婚男性で、SNSなどでたびたび話題になっています。妻側が「家族の分まで食べるな」と主張する一方、男性たち側から「足りないとならもっと大量に用意すべきでは？」と疑問が呈され、議論は紛糾しています。

「二人分の唐揚げ（10個）を買ってきたのに夫が7～8個食べてしまった。二人分なのになんでそんなに食べちゃうの！？ 相手の分だって分からないわけ？」（※内容の一部を脚色しています）

2024年7月、そんな趣旨の投稿がX（旧ツイッター）にアップされ、表示回数が800万件を超える注目を集めました。この手の「食い尽くし系」と呼ばれる行為に及ぶのは男性が多いようで、類似のケースとして「ちょっと食べていい？ って聞かれてOKしたらカレーの具ほとんど食べられてルーしか残ってなかった」「作り置きのおかずが子どものお弁当用に取っておいたものも全部食べてしまう」などの愚痴がXにはあふれています。

今回の投稿者に対しても、既婚女性と思われる女性ユーザーたちから「こういうクセって直らないのかな？」「家族ならいいやって甘えてるんだろうね」「自分が満足するのを優先して相手のことないがしろにしてる」と、投稿した女性に同情・共感するリプライが多数。一方、主に男性ユーザーたちからは次のような疑問も寄せられたのです。

「なんで夫が食べる量を自分の食べる量と同じで用意するのか？」「成人男性と成人女性ではそもそも食べる量が違うよね？ まして一日中外で働いているならそりゃおなかもすくでしょ」「初めての出来事じゃないんなら、夫の食べたい量を把握しておこうよ。二人ともおなかいっぱい満足できる量を用意すればいいのに」「仕事終わって帰宅して満足いく量食べられなかったら悲しいわ。下手したらDVだぞそれ」

要は、自分の夫がどのくらいの量を食べるのかを把握でず、不十分な量しか用意していないことで生じる問題と捉えれば女性側に問題があるのでは、という問題提起です。これに対しては「いや、いくら用意したところで全部食べられてしまうのだ」と反論する女性ユーザーもいますが、「“全部”と言ったって、唐揚げを1万個も食べ尽くす人間はどこにもいない。50個だろうと100個だろうとその人の適正量はあるだろう」との再反論も寄せられています。

「具体的な解決策がいくらでも講じられる問題なのに、なぜ女性たちはいつまでも愚痴を言い続るのか？」という疑問から、さらには「問題を解決することよりもただ相手の愚痴をSNSで言って『あなたは悪くない』と慰められたいだけなのではないか？」「大人ならストレスをためないために自分で工夫するしかないだろ」といった指摘まで相次いでいます。

実際のところ、月々の食費や料理に掛かる時間、冷蔵庫のキャパシティーなど各家庭の事情はあるものと思われます。しかし、全員分のおかずを大皿で提供せず小分けにする、おかずをどのくらい食べられれば満足するのかを本人に聞く、など、何らかの手段を講じることで問題解決に向けて歩み寄る方法は模索できそうです。

（LASISA編集部）