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真夏の鎌倉でひんやりとしたかき氷をめぐる街歩き♪古民家カフェからチョコレート専門店まで

  • 2024.7.23

アジサイの咲くシーズンが終わり鎌倉の山々にセミの鳴き声が響く季節になると、いよいよ夏本番のシーズンを迎えます。軒先で“氷”の暖簾が風に揺らぐカフェでは、手作りのシロップや自慢の素材をたっぷりと使った鎌倉ならではひんやりとしかき氷が楽しめます。散策の途中に立ち寄って、この時期だけのひんやりとした美味しさを味わいながら涼んではいかがでしょうか。

真夏の鎌倉でひんやりとしたかき氷をめぐる街歩き♪古民家カフェからチョコレート専門店まで
真夏の鎌倉でひんやりとしたかき氷をめぐる街歩き♪古民家カフェからチョコレート専門店まで

竹垣のすぐ横を江ノ電が行きかう甘味処「無心庵」

真夏の鎌倉でひんやりとしたかき氷をめぐる街歩き♪古民家カフェからチョコレート専門店まで
江ノ電和田塚駅下車すぐ

鎌倉らしいたたずまいの「無心庵」は、築100年以上の日本家屋をリノベ―ションした甘味処です。江ノ電和田塚駅のホームからも木戸門に掲げられた“氷”ののぼりがよく見え、お店には線路を渡って入ります。

真夏の鎌倉でひんやりとしたかき氷をめぐる街歩き♪古民家カフェからチョコレート専門店まで
かき氷「いちご」(700円)

畳敷きの和室からは、椿やモミジ、可憐な山野草が咲くお庭を見渡します。かき氷はいちご・メロン・宇治金時など甘味屋さんらしいラインナップのほか、あでやかな色合いの「赤紫蘇かき氷」も。縁側でのんびり味わって。

冷たいチョコレートをほおばるようなひんやりスイーツ「MAISON CACAO 鎌倉小町通り店」

真夏の鎌倉でひんやりとしたかき氷をめぐる街歩き♪古民家カフェからチョコレート専門店まで
チョコレートブランドならではの贅沢なかき氷

コロンビアの自社農園で栽培するカカオから作る生チョコレートが人気の「MAISON CACAO」。夏季限定で登場するかき氷は、チョコレートの原料であるカカオニブをすりつぶしたカカオマスに牛乳などを合わせたオリジナルの氷を使います。チョコレート色の氷を薄く削ったかき氷は想像以上にふんわりとしていて、ややビターでさっぱりとした味わい。溶けてくると徐々に甘みを感じられます。

真夏の鎌倉でひんやりとしたかき氷をめぐる街歩き♪古民家カフェからチョコレート専門店まで
「生かき氷 チョコレート」(1080円)

かき氷の上には、生クリームとチョコソースをトッピングし、刻みチョコもたっぷり。お店の横には縁台が出ているので、小町通りの雰囲気を楽しみながらイートインできます。

テーブルでの追いはちみつが嬉しいかき氷「点心庵」

真夏の鎌倉でひんやりとしたかき氷をめぐる街歩き♪古民家カフェからチョコレート専門店まで
かき氷「はちみつレモン」(1000円)

北鎌倉の自然を採集した希少なはちみつをオリジナルカレーやプリンの隠し味として使用する「点心庵」では、かき氷でもその美味しさを楽しめます。はちみつに漬け込んだレモンをたっぷりトッピングしたさわやかな味わいは、外の暑さを忘れてしまいそうになるほど。ほっと一息つけますよ。

真夏の鎌倉でひんやりとしたかき氷をめぐる街歩き♪古民家カフェからチョコレート専門店まで
目の前でさらにはちみつをかけていく

建長寺の山中で自家養蜂するはちみつは、見るからに濃厚で透き通るような黄金色をしています。普段はなかなか見ることができないピュアなはちみつの原液を、テーブルでさらにかけてより深い味わいへと変化させていきます。

長谷の街角にたたずむノスタルジックなカフェ「vuori」

真夏の鎌倉でひんやりとしたかき氷をめぐる街歩き♪古民家カフェからチョコレート専門店まで
江ノ電長谷駅から徒歩約4分

古き良き日本のレトロな情緒を今に伝える長谷のカフェ「vuori(ブオリ)」。ネルドリップで淹れるコーヒーとスイーツが人気のお店も、店頭に“氷”の旗が掲げられる時期になると、たちまちかき氷が看板商品へと変っていきます。

真夏の鎌倉でひんやりとしたかき氷をめぐる街歩き♪古民家カフェからチョコレート専門店まで
「生いちごミルク」(990円)

人気の「生いちごミルク」は、イチゴシロップを毎朝その日の分だけ仕込みます。加熱を一切せずに、イチゴをひたすらつぶして美味しさを引き出したシロップは、驚くほど自然の甘みにあふれ、香りも豊か。ふわふわに削った氷によくなじみます。大仏様の参拝のあとに立ち寄って一休みするのがおすすめです。

ふっくらと炊いた小豆が絶品の老舗「納言志るこ店」

真夏の鎌倉でひんやりとしたかき氷をめぐる街歩き♪古民家カフェからチョコレート専門店まで
小町通りから一本細道に入ったこぢんまりとしたお店

昭和初期から続く歴史ある甘味処「納言志るこ店」は、創業当時から変わらない昔ながらの方法で煮るおしるこが人気のお店。毎朝羽釜で炊く北海道産の大きな小豆の粒あんはふっくらとして、シャリシャリとした氷との相性も抜群です。

真夏の鎌倉でひんやりとしたかき氷をめぐる街歩き♪古民家カフェからチョコレート専門店まで
「氷 宇治金時」(700円)

京都宇治産の抹茶をかけたかき氷の一番下に自慢の粒あんを敷き詰めた「氷 宇治金時」。粒あんとお抹茶の旨味、ひんやりとした氷の組み合わせは、老舗ならではの王道かき氷です。

鎌倉山のお屋敷で涼しく過ごす「檑亭」

真夏の鎌倉でひんやりとしたかき氷をめぐる街歩き♪古民家カフェからチョコレート専門店まで
風情のある甘味処「露庵」

広大な敷地の中に回遊式庭園のあるそばと会席料理店「檑亭(らいてい)」。江戸時代の豪農の旧宅を鎌倉山に移築して別荘として使われていた本館のほかに、茶室や竹林、八角堂などが点在し、木立の中には甘味処「露庵」が週末だけオープンします。

真夏の鎌倉でひんやりとしたかき氷をめぐる街歩き♪古民家カフェからチョコレート専門店まで
「氷水いちご」(850円)

「露庵」の前には深紅の野点傘が日陰をつくります。この庭でいただくかき氷には自家製のシロップがたっぷり。トロトロになるまで煮詰めたいちごのシロップが、ふんわりと削った氷によく絡みます。小鳥のさえずりをBGMにのんびり味わって。

今回は暑い夏に涼を呼ぶかき氷をご紹介しました。営業日などをご確認のうえ、鎌倉の楽しいひと時を過ごしてくださいね。

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