【人生で一番怖い】レストランで「2人なのに、水が3つ？」何度も『奇妙な出来事』が。友人の言葉にゾッ

心霊現象の体験談を聞くのは楽しくても、実際に自分が体験するのは笑えません……。
筆者の知人A子さんは、極度の怖がり。
そんな彼女の、まさかすぎる体験談をご紹介します。

怖い話は本当に無理！

A子さんは極度の怖がりで、心霊現象などの話は聞かないようにしていました。
「怖がる人に憑いてくる」なんて言葉を聞いてから、その思いがより一層強くなったのです。

そんな怖がりのA子さんが、友人B美と食事に行った日のこと。
久しぶりに会ったB美と楽しくお喋りしていると、店員さんがお水を持ってきてくれました。

ところが、目の前に置かれたのグラスは3つ。

(2人で来ているのに、一体どうして？？)

忙しくて人数確認が出来ていなかったのかも？そんな風に思って特に気にせず、そのままお喋り。楽しく食事をしたのでした。

ところが、再び別の日にB美とカフェに行くと……。

なんと、再び目の前には水が3つ運ばれてきたのです。
気味が悪いと思っていると、B美は引きつった顔でこう言いました。

「また3つ？絶対A子に何か憑いてるやん！」

そう言われ、A子さんの背筋は凍り付きました。
全く心当たりはありませんが、不思議な事が2回も起きている……。

(本当に、何かが私に憑いてるの！？)

恐怖に震えたA子さんは、除霊のことをたくさん調べました。
そうして塩やお守りを持ち歩き、お祓いにも行ったのです。

それでも恐怖が拭えず、B美と共通の友人であるC子に話を聞いてもらうことにしました。やさしく話を聞いてくれるC子のお陰で、A子さんの気持ちは少し落ち着きました。
しかし、A子さんの話を聞いたC子の顔は真っ青に……。

「それ、A子ちゃんじゃなくてB美に憑いてると思う……」

なんと、C子がB美とカフェに行った際にも同じく水を3つ出されたというのです！

そんな2人の目の前には、水が2つ。

そう思えば、確かにB美に憑いている可能性の方が信じられました。
その後もC子と連絡を取り合いましたが、2人とも変わったことや心霊現象などの体験をすることはありませんでした。

あの日以来、B美とは一度も会っていません。
仲違いしたわけでもありませんが、気が付くと連絡先も変わっていて……。

恐らくB美に何かが憑いていたであろう、そう思っても確認する術もありませんし、怖くて確認も出来ません。
人生で一番怖い体験をしてしまったお話でした。

B美さんに何か憑いていたのかも、というのも非常に怖いですが、店員さんに何かが視えていた……というのが一番怖いような気がしませんか？
こんなお話を聞いてしまったら、これから渡される水の数を無意識に数えてしまいそうです。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター：Yuki.K