“山下智久さん”が起源だった…！？【SixTONES・松村北斗】のおしゃれ遍歴♡

話題の映画やドラマに出演し、注目を集めるSixTONESの松村北斗さんがRayに登場！北斗さんと言えば男女ともに憧れる個性派おしゃれ番長。そこで今回は、おしゃれに目覚めたきっかけやたどり着いた今のファッションスタイルについて、詳しく話してもらいました♡

う～ん、たぶん……小学校の高学年か中学生ぐらいかな？アイドルに憧れた時期だったので。ってことになると、やっぱり“そういう服”にまずはいきますよね。真似したりとか。

僕が憧れたのは”山P（山下智久くん）”だったので、それこそアパレルのCMやってたり、ライブの衣装だったりとか、そういうものに憧れて、近づけないかってしていったのが、たぶんおしゃれの入口でした。

具体的にどんな服かっていうと、山下くんが『クロサギ』っていうドラマをやっていて、黒い衣装にポイントで赤っていうのがトレードマークの役柄だったんですよ。

あとは、ロングカーデがひらひら～みたいな服を着てた時期もあって。当時すっごい流行ってたんですよね。

迷走期は、なんか振り返るとときどきあるなー（笑）。なんか派手な服にハマった時期があったんでね、すごい。色×柄あわせとか。

ライブ衣装をすごい憧れて見てたんで、普通じゃないものが当たり前にあったから。服屋とか見てて「なんでこんな普通なんだろう」って当時、思ってて。

どんどん、“なんだそのあわせ”みたいのをしていき始めたというところですかね。それから、ラインストーンが流行った時期があって、そこもちゃんと通ってて。デコってましたよ。

スワロ貼ったエアフォースで学校行ってましたもん。その後、古着にハマりだして。たぶんまたそこで柄×色みたいな。山本寛斎風のニットは、いまだに着ます。そのへんはずっと変わらず好きです。

1番派手だったものっていうと、一応まだ持ってるんですけど、海外のコンバースで全体がラメな靴かな。海外から買いつけしてる古着屋さんで見つけて、2足買いました、違う色。

1足は黒系で、もう1足は水色と赤と黄みたいな、マルチカラー。まだ持ってるんで、今度、はこうかな。

自分らしさといっても、やっぱり、ちょいちょい変わっていきますよ。今も探している最中ですね。だんだん自分の年令とともに、柄が減ってきて、今はデニムが増えてきたとか。正直、年令は大きいですね。

今まで着ていた洋服は、ずっと家にありますね。あんま捨てたり、あげたりしないんです。どれが1番古いんだろう……。ちゃんと見てみないとわからないけど、ヘタしたら10年前のもの、全然あると思う。

……ある、あるある！17才で買ったロックTは今も着てます。その頃、流行って2～3年着て、そのあと7～8年着ないで、今帰ってきたみたいな。だから本当にY2Kみたいな、当時の。

で、いろいろあって、今は“ダサいのが好き”で。この現場に着てきたこれ（総猫柄のアウター）とかも、そう！だって、こんなん小学生みたいじゃないですか（笑）。

ロエベのフィッシャーマンデニムとかにあわせたらそれなりに見えるのかもしんないけど、わざと、ただのブルーデニムとあわせて。一見、ダサいっていうか。ダサいのが好きになってきちゃって。

こういう言い方するといろんなものに失礼になっちゃうか……。なんかこう、一応服買うの好きなんですって人と話すと「ダサい」って1個褒めキーワードであって。

ただ、ダサいで固めすぎちゃって、本当にすっごいダサい日とかあって（笑）。なので、今は、ダサいのが好きです。なんか、難しいっすよね。ダサいがおしゃれだと思ってきちゃうなんて。

ブランドもののバッグじゃなくて、こんなん持つとか（布バッグ）。この猫の服は古着屋ですね。バッグは好きなバンドのグッズです。

自分もダサいって感覚で選んでるから、いいなーと思った服もたまに人から本気の「ダサくない？」って言われたり（笑）。

ちょっと時間がたって見返すと、あのときの俺めっちゃダサくない？って自分で思うこともあるくらいなんで、今ちょっと気をつけてます（笑）。

Profile

まつむら・ほくと●1995年6月18日生まれ、静岡県出身。2020年、SixTONESとしてCDデビュー。公開中の映画『ディア・ファミリー』や、7月クールのTBS系ドラマ『西園寺さんは家事をしない』にも出演し、注目を集めている。

取材・文／山口昭子