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「上の子のお世話どうしよう…」里帰り出産すべき?私の背中を押した実母の言葉とは

  • 2024.7.23

大学進学をきっかけに、実家を離れて14年。長女が1歳のときに、2人目を妊娠しました。1人目の出産時は、産後ケア事業のおかげで大変な思いをすることはありませんでした。今回の出産も夫や産後ケア事業に頼ろうと考えていましたが、あるハプニングによって帰省するかどうかの選択を迫られることになったのです。

里帰りをしない私にまさかのハプニング!決断を迫られて…

妊娠中期までは特に大きなトラブルもなく、穏やかな時間を過ごしていました。しかし、妊娠8カ月の妊婦健診で、担当医から「赤ちゃんが下がり気味です。家で安静に過ごしてください」と言われました。夫の職場から保育園が遠いので、娘の送迎は毎日私が担当。ほかに送迎できる人がいないため、娘には保育園を休ませ、仕事も早めに切り上げ産休に入らせてもらうことに。

産休に入ったとはいえ娘の相手をするので、なかなか休めません。出産予定日まであと2カ月。不安でいっぱいだったときに母から連絡がありました。相談すると、母は「1カ月ぐらい仕事を休む予定だから、いつでも呼んでね」と、やさしい言葉をかけてくれたのです。母の気づかいを受けて夫にも相談し、私は里帰り出産を決心しました。

すぐに転院の手続きをし、翌週には帰郷。母は里帰り出産を楽しみにしてくれました。その後、何事もなく出産予定日を迎え、元気な男の子を出産! 母が長女のお世話をしてくれたおかげで、入院中はとても助かりました。人に頼れない私の性格を知ってか、母が“いつでも助けられるように”と準備してくれていたことに本当に感謝です。困ったときは、すべて自分でなんとかしようと思わず、周りにもっと頼っていいのだと感じました。

作画/mosu


著者:広中このみ


監修者・著者:助産師 松田玲子

医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。

ベビーカレンダー編集部

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