【ダイエット】みんな何か月で挫折する？じつに“7割以上”が超えられなかった《魔の時期》とは

「始めては挫折して」繰り返す人も

医療法人の翔友会が、ダイエットの挫折経験に関するアンケート調査を実施し結果を発表しました。多くの人が挫折しやすいタイミングや理由などについての実態を明らかにしています。

調査は2024年5月、ダイエットに失敗したり挫折したりしたことのある100人を対象にウェブ上で行われました。それによると、まずダイエットを始めた主な理由は「体重を減らすため」が最も多く47.0％、次いで「美容のため」32.0％、「健康のため」18.0％ト続いています。特定のイベントや行事のため、医師の指示などを理由に挙げる人も少数いました。

さらに、過去ダイエットに失敗・挫折した経験が何回あるかを尋ねる問いでは、「1回だけ」はわずか8.0％と少数にとどまり、最も多いのは「数える程度（2～4回）」で61.0％と過半数。また「始めては挫折してを繰り返した（5回以上）」も31.0％と3人に一人に迫る人数規模です。

ダイエットに失敗・挫折した理由を複数回答で尋ねると、「取り組んでも結果が見られなかった」55.0％、「食事制限がつらかった」48.0％、「モチベーションが続かなかった」47.0％、「運動を続けるのが難しかった」44.0％などが上位を占め、以下「ストレスが原因で続けられなかった」23.0％、「途中でリバウンドしてしまった」19.0％、「ダイエット方法が自分に合っていなかった」14.0％などの理由も挙げられています。

さらに、失敗・挫折したのはダイエットを始めてからどのくらいの時期かについては「1か月未満」が最も多く41.0％と半数近くに及びました。また「3か月未満」が26.0％、「1週間未満」も7.0％で、計74.0％。およそ4人に3人は3か月未満でダイエットを諦めていることが明らかになりました。ほかの回答は「1年以上」が18.0％、「6か月未満」が8.0％でした。

ダイエット中に最もつらいと感じたことは「食欲のコントロール」が44.0％で断トツ。次いで「運動の継続」13.0％、「ストレス管理」と「結果が出るまでの時間」が12.0％、「モチベーションの維持」11.0％など。また理想的なダイエットに求める要素（複数回答）は「リバウンドしづらい」64.0％、「継続しやすい」59.0％、「効果がすぐ実感できる」47.0％などでした。

（LASISA編集部）