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【歯ブラシ】濡らすと「虫歯になりやすい」は本当か?7割近くがやっている“キケンな習慣”とは

  • 2024.7.23

マーケティング企業がアンケート調査

歯ブラシを濡らすのはNG?
歯ブラシを濡らすのはNG?

歯科医院向けマーケティングDXサービスを提供する「ウミガメ」が歯磨きに関するアンケートを実施しました。調査は、2024年7月全国の10代〜40代の男女304人に行われました。

「歯を磨くときは歯ブラシを水で濡らしてから使っていますか?乾いた状態で歯磨き粉のみをつけて使っていますか?」という質問で、全体68.1%の人が歯ブラシを水で濡らしてから使用し、28.6%の人は歯ブラシが乾いた状態で使用していることが分かりました。

しかし、歯ブラシを濡らさないで歯磨きをした方が良いということも判明しています。歯ブラシを濡らすと歯磨き粉がよく泡立ちます。この泡立ちが良いと、多くの人が短時間で歯磨きを終えてしまいがちです。しかし、泡立ちが多いと歯磨き粉の有効成分が口全体に行き渡らないことが多くなります。また、泡立ちが多いとしっかりと磨けたと錯覚しやすく、結果的に磨き残しが発生しやすくる、という理由です。

さらに、歯磨き粉に含まれるフッ素は歯のエナメル質を修復・強化し、虫歯菌の働きを弱める効果がありますが、歯ブラシを濡らすことでフッ素が水で流れてしまい、その効果が半減してしまいます。このようなことから、歯ブラシをぬらさないほうがいいといわれています。

おすすめの歯磨き方法も合わせて紹介します。同社によるとまず、歯ブラシは乾いた状態で使用し、歯磨き粉の有効成分をしっかりと歯に行き渡らせましょう。また、歯ブラシを軽く持つことも重要です。歯ブラシは鉛筆を持つように軽く持ち、小刻みに動かして丁寧に磨きましょう。力を入れすぎると歯や歯ぐきを傷つけてしまいます。最後に、歯磨き後はすすぎすぎないことがポイントです。20~30秒程度軽く1回すすぐだけで十分で、フッ素の効果を最大限に引き出すために、その後30分間は飲食を控えましょう。より健康な歯を保つことができます。ぜひ、今日から実践してみてください!

(LASISA編集部)

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