【八王子】大河ドラマなどでも有名な、松姫様ゆかりの寺カフェ「金照庵」

2024.7.23

こんにちは！リビング多摩特派員の華花金魚です☆

夏の風物詩のひとつ、風鈴が八王子市内にあるお寺のひとつ、信松院さんに現在飾られているそうです。そこでそれを見に行きがてら、信松院さん併設の寺カフェ、金照庵さんへも遊びに行ってきましたのでご紹介させてください☆

松姫様ゆかりのお寺、信松院

JR西八王子駅から徒歩約13分、交差点の角地に緑の鮮やかなお寺が見えてきます。

※許可をいただいた上で、撮影・掲載させていただいています。

こちらは信松院さん。八王子七福神めぐりの布袋尊様の参拝先でもあります。

境内にはよくお手入れされたお庭が広がっています。

信松院さんはこのお庭の桜でも有名なのですが、夏には風鈴も飾られます。

暑い日が続いていますが、風が吹くたびに風鈴の涼やかな音が聴こえてきていました。耳から涼を楽しみました♪記事に音声をつけられないのが残念です！

風鈴の飾りつけは8月のお盆くらいまでの予定とのことです。

さて、この信松院さんは大河ドラマ「どうする家康」や、ドラマ「おんな風林火山」ではヒロインとして描かれた、松姫様に縁のあるお寺です。

松姫様は戦国の大武将である武田信玄公の娘として生まれ、7歳のときに織田信長の嫡子である当時11歳だった信忠と婚約。しかし時は戦国の世、後に婚約は破棄され、武田家は滅亡。松姫様は姪に当たるお姫様を連れて八王子の恩方へ逃れ、後に出家して尼僧となり、庵を結ばれます。その庵が現在の信松院さんなのだそうです。

松姫様は生活と姪を育てるため、寺子屋で読み書きを教えたり、織物を作ったりなどしていたそうです。この姫の織り方は八王子の織物の発展につながったとされています。

また居城を江戸に定めた徳川家康は、八王子に千人同心を配置します。この千人同心は元武田家の旧臣も多かったそうなのですが、そんな千人同心の一人は実は私の実家のご先祖様☆

松姫様は八王子、そして私にとっても縁のある御方だったんですね！今回初めて知りました！！

そんな松姫様のお墓は、現在信松院さんの墓地にあります。私はもちろんお参りしてきました。

※お墓を写すのはためらわれたので、お墓への案内表示を載せておきます。

そんな信松院さんには松姫様にまつわるものも多く残されていて、そのうちのいくつかは文化財に指定されています。

これらは松姫様の命日である16日に毎月拝観できます。本当に偶然なのですが、今回16日に伺ったので私も見てきました！

松姫様の木製の坐像に、木製軍船ひな形（船のミニサイズの模型）などが展示されていて、私は特に松姫様といえばの薙刀を見ることができてとっても感動しました！戦国の激動の世を強く生き抜いた松姫様。遠い存在に思っていましたが、今回伺ったことでもっと身近に感じられるようになりました^^

寺カフェ金照庵

さて、そんな信松院さんの一角にはカフェがあるんです。

それが今回ご紹介する金照庵さんです☆

※お店の許可をいただいたうえで撮影・掲載させていただいています。

信松院さんのカフェですので、信松院さんの駐車場も使うことができます。

金照庵さんの道路側の入口前にも3台分駐車場があるのですが、この道は比較的交通量が多いです。信松院さんの入口の道路を挟んだ向う側にある駐車場の方が駐められる台数も多く、オススメです。

金照庵さんは軽食と和スイーツがメインの寺カフェです。

店内は大正モダンを彷彿とさせる落ち着いた雰囲気で、信松院さん側の窓からは先程見てきた素敵なお庭も見えていました。

豆乳レモンカレー

今回伺ったのはピークタイムを過ぎたお昼時。ということで、まずはランチをお願いすることにしました☆

軽食メニューにはビーフシチューや麻辣あんかけ、玄米おにぎり、そして数種類のカレーが並んでいました。ひよこ豆のカレーが一番人気なのだそうですが、他店では見たことのない豆乳レモンカレーがものすごく気になってしまったのでコチラに決定！

ご飯は白米と玄米から選べたので、私は玄米でお願いしました。

少しサラッとしたルーのカレーといった見た目です。福神漬の他、オクラにナス、サツマイモ、かぼちゃ等お野菜がたくさん添えられていて嬉しいです♪

ゴロッとチキンの入ったルーは豆乳でのばしてあるそうです。辛さとスパイス感をしっかり感じるものの、豆乳とレモンのおかげかサッパリとしています。これはレモンの酸味を感じるという意味ではなくて、普通のカレーなら予想されるような辛さも含めたカレー感があまり口の中に残らないんです。こんなカレーもあるんですね！初めての感覚です。私のように食後にデザートをいただく方にはぴったりな食後感ですね☆