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夫の本性に気づくまで「8年」恐ろしすぎる、機嫌を損ねた夫が見せる姿

  • 2024.7.23

高校生のころ、バイト先で出会った夫…。心配性で常に主人公の行動を知りたがりました。最初のころは、執着めいた夫の愛情をうれしく思うこともありました。ところが、夫は次第に仕事のストレスを家で発散するようになり…。『モラハラ夫から逃げてきた』をダイジェスト版でごらんください。※漫画の中に暴力・モラハラに関する表現があります。苦手な方はご注意ください。

「原因はわたし」繰り返し刷り込まれ…

夫の顔色をうかがいながら、ビクビク生活していた主人公。機嫌をとるために必死でした。ところが、少しでも気に食わないことがあると怒鳴られ、「お前に原因がある」と、繰り返し言われ続けます。

夫を見限ろうと決めた瞬間

モラハラが始まってから8年…。ついに夫から暴力をふるわれるように。暴力に耐えかね、主人公は夫から「もう離れよう」と決意します。そして、自立するため、資格を取得して職を手にします。

ところが、主人公の行動に危機感を覚えたのか、急に今までのことを謝罪した夫。今までされてきたことを考えると、とうてい許すことはできません。

ですが、今まで長い間モラハラ・DVに耐え続けた主人公は、感覚がマヒしてしまっています。またしても夫を信じ、やり直す道を模索し始めました。

モラハラについて調べて気づいたこと

モラハラについて調べたところ、自分の夫はモラハラの「加害者」であり、そして自分は「被害者」だと気づいた主人公。そして、子どものためにも、家を出ることを決意。

幸いにも、この時は同居している義母も味方になってくれました。モラハラの渦中にいる時、本人はなかなか気づきにくいと言われています。「家庭」という閉鎖的な空間だからこそ、気づくことが遅れてしまうことがあるのかもしれませんね。

少しでも異変に気づいたら、信頼できる人や機関に相談するなどして、客観的に「おかしい」と指摘してもらうことも必要かもしれません。

自身の体験を発信することについて、原案者であるはぴはろさんは以下のように語っています。

「私の体験談を読んでいただき、ありがとうございます。すてきな漫画にしてくださり、大変感謝しております。自分で読みながら、時折思い出して涙が出てしまいました。

私がこの体験をつづったのは、同じような苦しみの渦中にある女性たちの『なにか行動してみよう』と思えるきっかけになれたらと思ったからです。

それまで夫との生活の現状維持に必死だった分、何もかも捨て、大切なものを守るのは大変だし、しんどかったです。

でも、行動してよかった。私はカゴから飛び立てました。

まだまだ自分のなかの葛藤がないわけではありませんが、今は仕事も家庭も恋愛も、極めて順調です。数年前の私がどう思うでしょうか。自分でもびっくりです。

こんな人もいるのだから、得たい未来を諦めてほしくないと思います。
読んでくださった皆様が、この漫画から受け取れるものがありますよう願います」

配偶者からのモラハラやDVについては、公的機関への相談もできます。下記リンク先を参考ください。

原案:はぴはろ

イラスト:西谷まみ

著者:ママリ編集部

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