1. トップ
  2. スキンケア
  3. 【清野菜名】いつ、何を求められても挑戦できるよう心も身体も整えていきたい

【清野菜名】いつ、何を求められても挑戦できるよう心も身体も整えていきたい

  • 2024.7.23

清野菜名、今と、これから。

自らを語る口調は、常に穏やかで柔らかく、飾り気がない。だけど、仕事や将来の話になると、真っ直ぐで真摯な性格が垣間見える。そんな彼女が分析する、今の自分と、30代への展望とは?

清野菜名さん

「美容はとにかく保湿! 自分に合うものがわかってきました」

朝にどんなに保湿をしても、昼には乾きを感じてしまうほどの乾燥肌。表面は潤っていても内側が乾燥している感覚がずっとあって。それを解消するべく、シートマスクでお手入れを頑張っています。自分に合うものを見つけてコツコツ続けていたら、肌に変化が出てきて! 乾燥を感じにくくなり、くすみが抜けて透明感がアップ。やっぱり継続って大事なんですね。

「負けず嫌いが加速。ゲームひとつでも中途半端にできません」

以前のインタビューで「ちょっと負けず嫌い」とお話ししたことがあるのですが、実際はちょっとどころかかなりの負けず嫌い。オンラインゲームで友達に負けたりすると悔しくて、その後、自宅でコソ練してリベンジし、引かれたりしています。

「作品に向けて、4ヵ月間本気の身体づくりをしました」

今回の作品では、吉川晃司さん演じる“龐煖(ほうけん)”との戦いのシーンで急所を狙ったり、“羌瘣(きょうかい)”らしい異様な雰囲気を表現するため、精神力、体力、技術のすべてが必要でした。そのため身体づくりは4ヵ月かけてじっくりと。最初は腹筋などで身体のベースを整え、剣さばきも猛特訓! ただ、撮影中は役に入り込みすぎて戦場にいるような気持ちになってしまい、「食べなきゃ負ける」と食べすぎて太り、慌てて戻したこともありました(笑)。

清野菜名さん

「韓国ドラマを観ながらお酒を飲む時間が至福!」

韓国ドラマ『ペントハウス』『私の夫と結婚して』『涙の女王』などを観ながらワイン、ビール、ハイボールを飲むのが楽しみなんです。忙しくてなかなか叶いませんが……。『ペントハウス』の登場人物がクセ強で、それのモノマネが最近の得意技。けっこう上手なんですよ。

「30代は、アクションという武器を軸にいつ、何を求められても挑戦できるよう心も身体も整えていきたい」

自分にはアクションだけなのか?と思い悩んだこともありましたが、『キングダム』シリーズと出合って、得意分野があること、そしてそれを求められることは、なんて幸せなんだろうと思えるようになったんです。『キングダム』ではワイヤーを使ったダイナミックなものをはじめ、アクションシーンが本当に素晴らしくて! アクションに表現の可能性を感じました。この作品を通して、身体が動く限りアクションを極めていくんだ、と気持ちが定まりました。だから撮影が終わってからも、いつ、どんなアクションシーンを求められても対応できるように、定期的に走ったり、体の可動域を広げるトレーニングをしたり、蹴りの訓練をしています。剣術も勘が鈍っちゃいけないと常に思っていて、長いものを持つと無意識に練習しちゃうんですよね。雨の日に玄関で傘を手にするとついつい、羌瘣の役作りで教わった剣の動きをおさらいしていたりして。私にとって、アクションは大切な武器。30代はこれを軸に、さまざまな作品に関わっていきたいですね。

清野菜名さん

俳優

清野菜名/Nana Seino

1994年10月14日。愛知県出身。2007年デビュー。アクション俳優としても定評があり、近年では、『異動辞令は音楽隊!』『耳をすませば』『ある男』『キングダム 運命の炎』など数々の映画に出演し、昨年はドラマ『日曜の夜ぐらいは…』で主演も務めた。コメディドラマ『No Activity』シーズン2が9月13日よりPrime Videoにて全6話一挙独占配信開始予定。現在公開中の映画『キングダム 大将軍の帰還』に出演。

Information

『キングダム 大将軍の帰還』
7月12日(金)全国ロードショー

『キングダム 大将軍の帰還』

シリーズ第4作目。原作でも人気の“馬陽の戦い”のクライマックスシーンがいよいよ描かれる。大沢たかおさん演じる“王騎”の運命はいかに!? 清野さん演じる“羌瘣”、山﨑賢人さん演じる“信”、新木優子さん演じる“摎”の動向も見逃せない!

撮影/三瓶康友 ヘアメイク/岡田知子(TRON) スタイリング/長張貴子 取材・文/中川知春

元記事で読む
の記事をもっとみる