東京ドーナツ日記②ファミマがハワイのスイーツ「マラサダ」に手を出した

ファミリーマートは2024年7月16日より「ハワイのおいしさ大集合」という、ハワイにちなんだグルメを販売しているフェアを開催している。その商品ラインナップの中に、マラサダが入っていた。

このことに気づいた瞬間、「ファミマめ…やりやがった…！」と思った。

マラサダとはハワイでは定番のスイーツ。生地を油で揚げ、粉砂糖が降り掛かっている。中にはカスタードクリームが入っていることもある。前回の「I'm Dounuts?」と同様の、穴の空いていないドーナツを想像して欲しい。

油で揚げて砂糖がまぶされているので、カロリーはまあまあ高め（308Kcal)だが、一般的な菓子パンとそうかわらない。気にせずカロリーには目をそらして食べていい。マラサダはそうすべき食べ物だ。そんな食べ物を…手軽に手に入れられるコンビニで販売するなんて…。

先日、ファミマが同フェアのために開いた試食会でマラサダを食べることができた。もう目の前に出されては致し方ない。食べる。

常温なのにしっとりとした生地。砂糖がまんべんなくまぶされた生地を口にすると、口のまわりに粉砂糖がたくさんくっついてくる。でもそれでこそマラサダだ。

中にはクリームが入っていた。これがカスタードクリームかなと思いきや、マカダミアクリームをあわせたホイップクリームだ。粉砂糖がまぶされた生地とめちゃくちゃ相性がいい。これだから「理解ってる」者の商品開発は恐ろしいんだ。

クリームが入っているので電子レンジで温めるのはやめておいたが、マラサダは揚げたて、もしくは温かい状態で食べるのが最高に美味しい。この味を知ったら止まらなくなると断言してもよい。ファミマでは常温販売なので、人類みな命拾いしたと思う。

マラサダの美味しさはもっと世に知られてもいい。今後もマラサダの動向は追いたいので、都内のマラサダを売る店に向かう予定だ。

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文：トゥギャッターオリジナル記事編集部 紫蘇 編集：Togetterオリジナル編集部