【超RIZIN.3】朝倉未来、2カ月間の“完全密着”独占ドキュメンタリー番組を無料配信　那須川天心もエール「昔の“コワイ未来”を出せばいける」

総合格闘技イベント「Yogibo presents 超RIZIN.3（スーパーライジン3）」が28日、さいたまスーパーアリーナにて開催される。
『ABEMA』は22日、大会のメインカードで対決する総合格闘家の朝倉未来と平本蓮に完全密着したドキュメンタリー番組の第1話『【独占】朝倉未来 密着ドキュメント「路上から時代の寵児へ」』を独占無料配信したことを発表した。

■「RIZIN」7連勝で一躍スター選手へ

8歳の頃より、弟の朝倉海と共に極真空手や相撲を始め、その後も厳しい父親のもとで格闘技の英才教育を受けてきた朝倉未は、その才能とポテンシャルの高さから中学2年生で空手全国2位という輝かしい成績を残すなど、将来を有望視されていた。しかしその後、暴走族で日々喧嘩に明け暮れる毎日を過ごすことに。たった一振りの拳で敵対する暴走族との抗争を止めたかことから“路上の伝説”と呼ばれるようになった。
傷害事件で高校を退学、16歳で少年院と激動の10年を過ごした朝倉未。そんな中、格闘技を進められて総合格闘技団体の「THE OUTSIDER」に参戦し、史上初の二階級制覇を達成するなどすぐにその才能を開花させた。
その後、「RIZIN」に参戦してもその勢いはとどまることを知らず、デビュー戦から7連勝という快挙を成し遂げ、一気にスター選手へと上り詰めた朝倉未について、榊原信行CEOは「喧嘩をしていた状況から、トップアスリートが群雄割拠するRIZINで結果を残すというのは凄いことだな、と。闘っている姿もそうだし、常に遺書を書いているとか、覚悟が違う。だんだん未来の戦う姿に僕らRIZIN側も魅せられる」と当時の想いを明かした。

■那須川天心もエール「昔の“コワイ未来”を出せばいける」

朝倉未は、28日の試合について「この大会で平本に負けたら格闘技人生引退します」と引退について発言。
「必ず勝ちます」とファンに宣言し、日々練習に取り組む朝倉未のもとに元キックボクサーで現在ボクシング選手として活躍中の那須川天心が訪れた。公私ともに仲が良いという2人は、朝倉未のジムで週に1回キックボクシングの練習を実施。
その経緯について、朝倉未は「（那須川は）キックボクシング最強の男だったわけですし、同じサウスポーなので色んな技を吸収したいなと。次で言うと平本が打撃速いので、それより速い人たちで目を慣らしておこうという感じ」と語り、那須川も「本人が最近、『アドレナリンが出にくくなってる』と言ってるけど、そんなの関係ないっしょ。昔の“コワイ未来”を出せばいけるんじゃないですか？」とエールを送った。
「誰もいない暗闇の公園で喧嘩ばかりしていた俺が、4万人の会場でメインイベントで試合するなんて夢にも思ってなかった」と語る朝倉未の大舞台まであと1週間を切った。“路上の伝説”から“時代の寵児”と呼ばれるまでに変化を遂げた朝倉未は、4万人の大観衆の前で見事勝利を掴むことができるのか。
「超RIZIN.3」の大会の様子は28日、「ABEMA PPV ONLINE LIVE」にて全試合生中継する。