【20代女性向け】結婚式の二次会の服装 二次会だけならカジュアルでもいい?

結婚式の二次会 20代女性の服装は?

披露宴からそのまま二次会に行く場合、服装を着替える必要はありません。
しかし、二次会は披露宴とは会場が異なるケースが多く、雰囲気に合わせて服装を着替える20代の女性もいます。
友達結婚式であっても披露宴ではフォーマル(正礼装)やセミフォーマル(準礼装)が基本。
二次会は会場の雰囲気に応じて、非礼装の中でもきちんと感の高いスマートエレガンス等を選びましょう。

披露宴後の二次会で着替える理由

二次会に出席する場合は着替える必要はありませんが、着替える人も多いでしょう。
二次会で着替える理由について解説します。

会場の雰囲気に合わせる

披露宴と二次会の会場が異なる場合、会場の雰囲気の差が大きいことがあります。
たとえば披露宴は高級ホテル、二次会はカジュアルなレストランや居酒屋という場合、披露宴の服装のままでは二次会の雰囲気に合わないこともあるでしょう。
また、二次会から参加する出席者の多くは、カジュアル寄りのきれいめな服装であることが考えられます。
その場合、二次会の雰囲気に合わせて着替えることで、リラックスして楽しめるでしょう。

ドレスからパンツスタイルなど気分を変える

披露宴から二次会まで通して出席するとかなりの長丁場になるため、服装とともに気分を切り替えるのもよいでしょう。
披露宴はフォーマルにドレスアップし、二次会からは活動的なパーティースタイルやパンツスタイルにするなど、TPOに合わせたおしゃれを楽しみたい人にもおすすめです。
また、二次会は居酒屋やカフェバーで親しい友人とカジュアルに楽しみたい場合は、着替えることで活動しやすく、リラックスして過ごせるでしょう。

着物の人は着替えると楽

着物や披露宴に最適な正装です。
20代であれば、披露宴には振袖で出席したい女性も多いでしょう。
着物を披露宴から二次会まで通して着ると疲れるため、着替えると楽です。
洋装であれば着崩れや冬の寒さも気にならず、会場がホテルでも居酒屋でも気兼ねなく楽しめます。
料理や飲み物で着物が汚れるのも気にせずに済むでしょう。
また、二次会では席を移動したりゲームをしたりと動きも多いため、洋装に着替えておくと思いきり楽しめます。

ドレスのカジュアルダウンアイデア

二次会では披露宴のフォーマルなドレスをカジュアルダウンするのもおすすめです。
簡単にできて荷物も少なくて済む、カジュアルダウンのアイデアを紹介します。

バッグや靴を変える

バッグや靴を、フォーマルなものからパーティーらしい雰囲気に変えるのもおすすめです。
二次会のバッグは、ドレスに合わせて鮮やかな色やラインストーンなどの飾り付きも選べます。
靴は黒やベージュのパンプスから、華やかなデザインパンプスに履き替えても大丈夫です。
ただし、バッグも靴もワニ革やヘビ革などのアニマル系はNGです。

髪型・アクセサリーを変える

髪型を変えて雰囲気を変えるのもおすすめです。
きちんと感のあるヘアセットをほどいてゆるくまとめ直すなど、清潔な印象を残しながらも二次会向けにラフにするとよいでしょう。
披露宴で付けたパール系のアクセサリーをダイヤモンドやシルバー、クリスタル系などに変えると、フォーマルからドレッシーな雰囲気に変えられます。

ショールやボレロを脱ぐ

披露宴では肌の露出を控えるため、ボレロやショールを羽織る人も多いでしょう。
二次会では、羽織物を替えて雰囲気を変えるのもおすすめです。
夜からのパーティーであればノースリーブも着れるため、ショールやボレロを脱いだり、明るい色やラメ入りにすると、華やかな雰囲気を演出できます。
また、パンツスタイルのトップスを華やかなものに着替える、秋冬は羽織物をきれいめのジャケットにするのもよいでしょう。

結婚式の二次会だけに呼ばれたら

結婚式の二次会だけに呼ばれた場合も、結婚式の服装マナーは最低限押さえておく必要があります。
基本的な結婚式のマナーと二次会から出席する場合の服装選びの注意点を解説します。

夏でも冬でもマナーは変わらない

結婚式の服装は気温や天候によっても変わりますが、マナーそのものは夏でも冬でも変わりません。
カジュアルな雰囲気の二次会であっても場違いにならないよう、注意が必要です。
会場が暑いから、パーティー用でおしゃれだからという理由であっても、肩や腕、胸元や脚を露出する服装はNGです。
また、二次会だけ参加の場合も、夏は素足にサンダルやミュール、冬は黒タイツやブーツなども避けましょう。
ストッキングは夏でも冬でも、披露宴と同様で薄いベージュが基本です。

主役より目立たない

結婚式の二次会の主役は新郎新婦。
おしゃれであっても、新郎新婦より目立つ服装はマナー違反です。
披露宴よりも華やかさを演出するのは問題ありませんが、派手に人目をひくものは避けましょう。
バッグや靴、アクセサリーも、フォーマルに似合う上品なものを選ぶことが大切です。
また、ブーケや髪飾りで生花を使えるのは花嫁のみです。
花嫁とかぶるような目立つ花モチーフは、造花やアクセサリーであっても避けるのが無難です。

カジュアルな普段着は×

二次会の招待状にはよく「平服でお越しください」と書かれていることがありますが、「普段着」のことではないため注意が必要です。
友達結婚式で二次会だけの出席であっても、会場が居酒屋やカフェバーであっても普段着はNGです。
「平服で」とある場合はインフォーマルまたはスマートエレガンスを意識しましょう。
20代女性にはフォーマル度が高く、ドレッシーな華やかさもあるワンピースなどがおすすめです。

白一色や黒一色は避ける

白は披露宴だけでなく、二次会においても新郎新婦だけが着られる色と認識しておきましょう。
そのため、白一色のコーディネートは二次会でも避けるのが基本です。
また、冬にありがちな黒一色のコーディネートは喪服を連想させるため、控えましょう。
黒いドレスを着たい場合は、ボレロやショール、バッグなどに明るい色を使って華やかさをプラスするのがおすすめです。
黒いパンツスタイルの場合は、トップスやバッグに明るい色を使うとよいでしょう。

殺生をイメージさせるものは×

披露宴の服装は無地が基本ですが、二次会は派手になりすぎないよう注意すればドット柄や花柄などのプリント柄も使えます。
ただし、殺生をイメージさせる柄やアイテムの使用はNGです。
冬のコートやマフラーに多いファー素材は殺生をイメージさせるうえ、毛が食事に混じると不衛生なため、避けましょう。
アニマル柄も殺生のイメージが強く、お祝いの場には不適切です。
ドレスはもちろん、靴やバッグなどの小物にも使わないようにしましょう。

友達結婚式の二次会別服装

友達結婚式であっても、二次会は会場の雰囲気に応じてインフォーマルやスマートエレガンスな服装を選ぶのが基本です。
友達結婚式で楽しめる、おしゃれな服装の具体例とともに解説します。

ホテル・パーティー会場

挙式が行われたホテルやパーティー会場など格式が高い会場で二次会が行われる場合は、服装もセミフォーマルかインフォーマルを選びましょう。
20代の女性には、光沢のある上品な素材のパーティードレスやワンピースなどがおすすめです。
披露宴と同じくドレスの丈はひざ下丈で、ショールやボレロを羽織るなどして露出は抑めに。
ホテルや会場によって格が異なるため、会場の様子を事前にチェックするとよいでしょう。

ダイニング・レストラン

二次会会場がカジュアルなダイニング・レストランの場合、会場のフォーマル度は下がっても、カジュアルすぎる服装はお祝いの席にふさわしくありません。
インフォーマルかスマートエレガンスなワンピースやパンツスタイルを心がけましょう。
きれいめであれば、柄入りのドレスやトップス、バイカラーのワンピース、パンツドレスもOK。
ドレスは披露宴のままで、ドレッシーな羽織をきれいめジャケットにカジュアルダウンするのもおすすめです。

居酒屋・カフェバー

二次会会場が居酒屋やカフェバーで、「平服で」と招待状に記載されていても、Tシャツやパーカーにジーンズといった服装はNGです。
友達結婚式やカジュアル度が強めな居酒屋の場合、お祝いの席にふさわしいスマートエレガンスか、結婚式の服装マナーの範囲内できれいめのスマートカジュアルな服装にしましょう。
20代の女性であれば、きれいめで華やかな印象のワンピースやパンツスタイル、パンツドレスなどがおすすめです。

まとめ

今回は、結婚式の二次会で着替える場合や、二次会だけ参加する場合の服装の注意点について解説しました。
友達結婚式が増え、二次会に参加する機会の多い20代女性は、服装の悩みも多いもの。
大人の女性として結婚式にふさわしい雰囲気を保ちつつ、20代らしい華やかなおしゃれを楽しみましょう。
紹介した、披露宴の服装をカジュアルダウンして楽しむ方法や、居酒屋など会場別の服装のポイントも参考にしてください。