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【医師に教わる美習慣】「唾液を減らさない」ために普段から意識したい! いつでもどこでもできる“自力美容”の方法

  • 2024.7.22

更年期の女性はホルモンの関係で唾液の量が減ることも。健康のため、口内の保湿効果をUPする“唾液を出すための美習慣”に着目。今すぐタダでできる唾液を減らさないための“自力美容”を、歯科医師の石井さとこ先生に教えてもらいました。

【教えてくれるのは】

石井さとこ先生

歯科医師・口もと美容スペシャリスト。女性歯科医師ならではの歯と体を美しく保つための生活習慣法からエクササイズまで定評がある。著書に『マスクしたまま30秒!! マスク老け撃退顔トレ』(集英社)ほか。

唾液の役割は虫歯や歯周病ケア

唾液には抗菌作用があり、虫歯や歯周病を防ぐ働きが。1日に分泌される唾液の量は、正常であれば1~1.5リットルとされています。しかし、女性ホルモンの低下などが原因で唾液の量が減って、半分以下になることも……。しっかり唾液を出すように心がけて。

美習慣1:姿勢、目線を正すだけで血流UP&唾液が流れる

うつむくな! 姿勢正して唾液出せ!
「スマホやパソコンを見る機会が増え、目線が下向きになることは多くなる一方。唾液の60%はフェイスラインの顎下にある顎下腺から出ているので、圧迫していると唾液は出にくくなる状態に。まずは目線を上げて、滞った血流を上げることでジワ―ッと唾液が出てきます」(さとこ先生)

美習慣2:耳下腺プッシュで美唾液と美肌ホルモンを出す

2つの効果あり、一石二鳥美容
「唾液の出るツボはたくさんありますが、とりわけ、両耳の上部手前は大事なツボ。押すとサラサラした唾液が出てきますが、これには成長ホルモン・パロチンを含みます。パロチンは別名、美肌に導くホルモン。ここをこまめに押してみて」(さとこ先生)

美習慣3:「自分の舌で舌そうじ」で口臭のもと=舌汚れをオフ

「舌の先が上あごの前歯の裏にあれば、自然と上あごの粘膜と舌がこすれ合うので舌の表面の汚れは落ちるはずなんです。まずは舌を本来の正しいポジションに置いて、舌をこすりつけてみましょう。何も必要ないし、いつでもどこでもできる…… これぞ自力美容です!」(さとこ先生)

誰でも簡単に行える唾液を出すための美習慣。ちょっとした時間も有効活用して、口もと美容に励みましょう。


撮影=八木淳〈SIGNO〉 スタイリング=安竹一未〈kili office〉 ヘア&メイク=面下伸一〈FACCIA〉 モデル=怜花 取材・文=橋本優香 ※GLOW2024年7月号を再編集

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