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匿名での児相通告「いつかバレそう」それでも近隣の家族を通告すると決めたワケ

  • 2024.7.22

近所に住む中野さん一家。仲睦まじい様子の家族でしたが、何度か両親が子どもに厳しく叱責する様子を目撃します。ある日、主人公が運転する車の前に中野さんの子どもが飛び出してきました。徐行していたおかげで事故は回避できましたが、中野さんからは謝罪もなく、子どもを注意する様子すらありませんでした…。子どもの命に関わるような状況にもかかわらず、子どもを注意することもなかったことから、主人公は児相への通告を決意します。『近所のパパママを児相に通告した話』をダイジェスト版でごらんください。※この漫画は、とあるママによる体験談をもとにしたものです

どうか、良い方向にいきますように…

近所に住む中野さん宅の前を車で通りかかったとき、急に子どもたちが飛び出してきました。道路で遊ばせていること自体、とても危険です。さらに、近くに母親の姿はありましたが、スマホに夢中の様子。そして、事故が起こりそうだった場面を目撃したはずなのに、謝罪はありませんでした…。

他にも、虐待と思われる行為を何度か目撃した主人公。家族や友人に被害がでてしまう前に、何とかしなければ…と思い、勇気を出して児童相談所へ通告しました。

主人公が込めた願い、届くといいのですが…。

さっそく、翌日には動きが

児童相談所へ通告した翌日、気になって中野さんの家の近くへ行ってみた主人公。すると、市の車が停まっていました。最近、中野家のことでモンモンと悩んでいた主人公にとっては、ホッとした瞬間でした。

他人の家のことだからこそ、安易に踏み込むことはできませんよね。ですが、中野家の子どもと危うく事故を起こしそうになった主人公にとっては、他人事ではありませんでした。

そして、主人公の思いが通じたのか、このあと、中野家に変化が見えます。

明らかに変化した家族

ご近所さんを児童相談所へ通告するなんて、できれば避けたい行為ですよね。ですが、主人公が語っているように「救われる人」がいるのも事実。

もしも、何度か虐待と思われるような行為を目撃した際は、児童相談所へ通告することを選択肢に入れて考えなければいけませんね。

今回のお話では、中野家で起こったことは、誰もわかりません。ですが、児童相談所の職員が来たおかげで、はた目からもわかるほど、中野家に変化が訪れました。主人公が望んだ「良い方向」へ、確実に向かっている様子です。

改めて、児童相談所への通告はハードルが高いと感じました。ですが、他人の家のことと思わず、地域で子どもを守らなければいけないこともありますね。

子どもの虐待にまつわる相談窓口は各自治体に設置されています。

相談・通告は児童相談所虐待対応ダイヤル「189(通話料は無料)」のほか、自治体によってはWEB窓口やメール相談窓口を受け付けている場合があります。気になることを見かけた・聞いたときはこのような窓口を活用することが可能です。

厚生労働省は児童相談所虐待対応ダイヤル「189」について「通告・相談は、匿名で行うこともでき、通告・相談をした人、その内容に関する秘密は 守られます」としています。

児童相談所虐待対応ダイヤルや相談窓口は第三者のほか、自身が子どもに対して虐待をしそうだというときにも活用できます。こうした手段で専門家とつながることも、子どもの安全を守るための一つの選択肢です。

著者:ママリ編集部

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