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“不倫相手の子を妊娠したかもしれない”… 30代女性がドン引きした「友人の告白」

  • 2024.7.21

美穂子さん(仮名・36歳)は家族旅行を計画し、友人の志乃さん(仮名)夫婦も一緒に行くことになりました。しかし、当日志乃さんが連れてきたのは夫ではなく、アキラさん(仮名)という若い男友だち。その後、二人は付き合い始めて不倫関係になってしまいます。家族旅行が二人を結びつけることに利用されたように感じ、腹を立てた美穂子さんでしたが、それから状況はどう変化していったのでしょうか。

旅行後の友人の発言

「旅行後に志乃とアキラくんが付き合い始めたことは、夫には言えませんでした。まさか家族旅行にそんな二人を同伴させたなんて、知らせるわけにはいきません。すると志乃から連絡があり、飲みに行くことに。そこで、“アキラくんが子どもと遊びたがっている”と言われました。どうやら、私の息子と海で遊んだのが楽しかったよう。アキラくんは子ども好きのようでした。
そこで志乃が、“アキラくんの子どもが欲しいな”とボソッと漏らしたのです」

友人とは距離を置くことに…

「志乃は少し前まで妊活をしていたのですが、なかなか授からなかったため、休止しているところだと聞いていました。そんな状況での先ほどの発言です。不倫相手の子どもが欲しいというのは、さすがに現実味に欠ける言葉でした。本気だとは思いませんでしたが、危険な発想ではあります。
これ以上、志乃が不倫にのめり込むと、私たち家族にも被害が及びそうだと思いました。なので志乃とは少し距離を置こうと思ったんです。しばらくは連絡を取ることもなかったんですが…」

友人の妊娠報告

「3か月ぶりぐらいに志乃からLINEが届きました。どことなく嫌な予感がしましたが、思った通りでした。“妊娠した”との報告でした。私は電話をかけ、志乃と話をしました。“アキラくんの子なの?”と尋ねると、“たぶん”と曖昧な返事。どちらの子か、定かでないようなのです。どうするのかと尋ねると、“産むつもり”だと。これから夫に伝え、おそらくは離婚することになるだろうとのことでした。
志乃がこれから迎えるのは、夫との修羅場です。志乃の身勝手な行動に振り回され、迷惑にも感じていましたが、一応は友だち。最低限支えてあげようとは思いました」

不倫相手が逃げ出して…

「ところが、私が思ったような展開にはなりませんでした。アキラくんが逃げ出したのです。子ども好きとは言っていましたが、本当に子どもができて怖くなったのでしょう。志乃が妊娠を伝えると、“堕ろして欲しい”と言われたそう。それを志乃が断ると、“それなら別れる”と言ったきり、連絡が取れなくなってしまったとのことでした。
志乃は夫に対して事情は伝えず、妊娠の事実だけを伝えました。夫はもちろん自分の子どもだと思い、喜んでいたそうです。そして、夫の子どもとして育てることになりました。一件落着したようではありますが、きっといつか修羅場を迎えることになるでしょう。私としては、家族に被害が及ぶことだけは避けなければいけません。志乃が出産を終えて1年ほど経ちますが、まだ1度も会っていません」

“家族旅行を不倫に利用された妻の告白”をご紹介しました。
妻の立場としては、自分の家族が最優先。危険人物と見なしたのなら、たとえ友人であろうと、縁を切るという判断になるのはしょうがないでしょう。
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文・塚田牧夫

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