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ギャンブル夫「離婚するなら財産分与よろしく♪」両親の【遺産を手にした妻】が浴びせた『痛恨の一言』

  • 2024.7.21

今回は筆者の友人から聞いた、【ギャンブルをやめられない夫】と離婚した時の体験談を紹介します。「夫婦の共有財産はもちろん折半で♡」と主張する夫に、友人が言い放った一言とは!?

画像: ギャンブル夫「離婚するなら財産分与よろしく♪」両親の【遺産を手にした妻】が浴びせた『痛恨の一言』

ギャンブルをやめたはずの旦那。しかし、結婚して3年後に……

友人のA子は、学生時代から長年付き合っていた男性と結婚しました。

結婚前まで、A子は彼のギャンブル癖に悩んでいましたが、「これからは心を入れ替えてギャンブルはやめる!」という彼の言葉を信じ、入籍したのです。

しかし結婚して3年目に、旦那がギャンブルをやめていなかったことが発覚しました。「今度は絶対やめるから」という旦那をA子が許す、と言うやりとりを何度か繰り返したのち、A子は旦那を信じることができなくなり、離婚を決意。

しかし旦那はすんなり離婚を受け入れず、「離婚するなら、お前が親から相続した遺産を半分俺によこせ!」と言ってきたのです。

実は、A子の実家は地元でも有名な資産家。しかしA子が結婚したあと、A子の両親は不慮の事故で亡くなってしまったため、ひとりっ子のA子が全額財産を相続していました。

それを知っている旦那は、「結婚後に相続したお金は、夫婦のお金だから」と言う理由で、その相続財産を自分にも分与しろと主張してきたのです。

「相続した財産を折半しろ」という旦那に、A子が浴びせた痛恨の一言

しかしA子は「はぁ? 何言ってるの。親からの相続財産をあんたに渡す義務はないから」と旦那の言い分を一蹴。

A子は、親から相続した財産は、基本的に「夫婦で築いた財産」にあたらないので、離婚の財産分与の対象にはならないと説明しました。
(※特定のケースでは、例外的に相続財産が共有財産とみなされることもあるそうです)

そのことを知らず、大金が転がり込んでくると勝手に思っていた旦那は、地団駄を踏んで悔しがりました。

離婚後、A子は「もう結婚はこりごり」と言っていましたが、良い出会いがあり、この度再婚しました。

ちなみに元旦那の方は、相変わらずギャンブルに明け暮れており、いまだに「A子の財産さえあれば……」と恨み言を言って周囲の人にドン引きされています。

最後に

一度ギャンブルにはまるとなかなか抜けられないのもわかります。ですが、元旦那が「妻が得たお金は、当然夫婦のお金」だと考えていなかったら、そこまで悔しがる必要もなかったかもしれません。
もしパートナーがお金持ちだったり、大金を得たりしても、そのお金を当てにするのはやめた方がよいでしょう。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:Hinano.N

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