「ブラジル代表はネイマールのためにプレーしなけりゃ優勝できん」 最強俺様ロマーリオが苦言

Text by 井上大輔(編集部)

サッカーの王国であるブラジルは、5度のワールドカップ優勝を誇るが、2002年の日韓大会を最後に世界制覇から遠ざかっている。

そうしたなか、1994年W杯の優勝メンバーである元ブラジル代表FWロマーリオの発言が話題になっている。

『CNN』などによれば、1994年の優勝から30周年を祝うイベントで、こんな話をしていたそう。

「チャンピオンチームの歴史だ。1970年はペレ、94年はロマーリオ、2002年はロナウド。

ネイマールのためにプレーしなければ、ブラジルはチャンピオンになれない。単純な話だ。

彼はワールドカップに3度出場しているが、選手たちは彼のためにプレーしていない。彼が違いを生み出す男だと気づかない限り、彼らは消え続けるだろう」

ブラジルはネイマールのためにプレーしなければW杯で優勝できないとのこと。

また、ロマーリオは1994年W杯優勝の立役者になった自分とベベトとのコンビが最強だったとも豪語していたとか。

「好みは人それぞれだが、私が言えるのは、史上最高のコンビだったということだ。失礼ながら、そう思わない人間はクソだ。このデュオは、一時代を築いただけでなく、サッカー界を席巻した。

我々はいつも一緒にいて、激動の時代を乗り越えてきた。人生で最も偉大なパートナーだ。我々の歴史は政治よりもずっと大きなものだ。

一緒にいた代表チームで負けたことがない。2つのペアだけ。ペレとガリンシャ、そして、ベベトとロマーリオ。これ以上言う必要はない」

なお、ロマーリオとベベトはピッチ上での相性は抜群だったが、性格的には正反対でもあった。