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「もしかして病気!?」下着についた汚れに動揺。小6だった私は涙するしかなくて【初潮の記憶】

  • 2024.7.21

小学校6年生のときのエピソードです。4年生の宿泊学習の前に、養護教諭が女子を集めて「生理の授業」をしてくれました。しかし、6年生で初潮を迎えた私は、聞いていた話とは違うことが起きたことで、病気なのではと心配になり……。

下着に茶色いものが!?

小学6年生のある日、学校でトイレに行くと下着に茶色いおりもののようなものがついていました。鮮血であれば初潮だとわかったのですが、これは「生理の授業」では聞いていないものだったので、「もしかして病気!?」と動揺し、休み時間の間ずっとトイレの中で泣いていました。

そして、休み時間終了のチャイムが鳴ったので、とりあえずトイレットペーパーで汚れを拭き取り、教室に戻ったのでした。

帰宅してからトイレに行くと…

給食を食べ終わり午後の休み時間、もう一度トイレへ。すると、茶色いものが増えていました。「大きい病院に行って、入院することになるのだろう」「あと何年生きられるかなぁ」と想像し、私は再び涙。

帰宅してからもトイレに直行したのですが、今度は鮮血がついており、そのとき初めて初潮がきたのだと理解しました。しかし、母とは生理の話をしたことがなかったため、恥ずかしくてすぐには言えず……。とりあえず、トイレットペーパーをナプキン代わりにしていましたが、汚れた下着を洗濯に出さなければいけないため、勇気を出して母に報告。母はすぐにナプキンを持ってきてくれたのでした。

「生理の授業」で、鮮血だけでなく茶色い経血が出る可能性もあると教えてもらっていたら、焦らず対処できたかもしれません。娘に生理について教える際は、私のこの経験を踏まえて話そうと思っています。

著者/渡辺 さあや
イラスト/おみき

監修/助産師 松田玲子
医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダー、ムーンカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。

ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように!

ベビーカレンダー編集部/ムーンカレンダー編集室

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