1. トップ
  2. ライフスタイル
  3. 30年以上海外サッカーを追う愛好家 目黒のジダンさん

30年以上海外サッカーを追う愛好家 目黒のジダンさん

  • 2024.7.21
 30年以上海外サッカーを追う愛好家 目黒のジダンさん
30年以上海外サッカーを追う愛好家 目黒のジダンさん

Text by Qoly第一編集部

サッカーを愛するサポーターは、みなさんどのような楽しみ方をしているのでしょうか。
いまQolyが気になるサポーターを紹介します。

今回登場してもらうのは、目黒のジダン/Zidane in Meguroさん。1990年のワールドカップ(W杯)イタリア大会のビデオを見たことをきっかけに海外サッカーのとりこになり、Jリーグ開幕前から30年以上の観戦歴を持つベテランサポです。

イタリアW杯をビデオで見て受けた衝撃

Q)サッカーを好きになったきっかけは何ですか?

A)高校1年生の1991年からサッカーを始めたのですが、ちょうどその頃にイタリアW杯のビデオを見ることがあったんです。特にリピートしたのはユーゴスラビア代表vs西ドイツ代表でした。ユーゴスラビアのストイコビッチよりも気になったのは西ドイツのローター・マテウス 。特に彼が決めた2得点目のミドルシュートは当時相当真似をして練習しましたね。

それから海外サッカーにハマりました。選手の中ではオランダのヨハン・クライフが大好きです。クライフの系譜を辿るオランダ代表、アヤックス、バルセロナの選手が気になるようになりました。ACミランで活躍したマルコ・ファンバステンやアーセナルの黄金期の中心だったデニス・ベルカンプも好きですよ。

トヨタカップ観戦でピッチになだれ込んだ思い出

 30年以上海外サッカーを追う愛好家 目黒のジダンさん
30年以上海外サッカーを追う愛好家 目黒のジダンさん

Q)サッカー観戦で思い出に残っている試合はありますか?

A )1992年のトヨタカップのバルセロナvsサンパウロです。当時高校2年生だった私はバルセロナのユニフォームを着て、ソックスも履いて試合に臨みました。しかし、試合は2-1でサンパウロが勝利。ブラジル人サポーターが喜んで国立のピッチになだれ込んでいったので、私も一緒に入ってしまいました。

もちろんバルセロナのユニフォームは上着で隠して。グアルディオラやクーマン、憧れのクライフのすぐそばまで行くことができたんです。MVPを獲得したトニーニョ・セレーゾ(鹿島アントラーズの監督も務めた元ブラジル代表)と肩を組んでいるところをブラジルメディアのカメラマンに写真も撮られましたよ。

国立に舞う紙吹雪と最高の熱気が忘れられない

 30年以上海外サッカーを追う愛好家 目黒のジダンさん
30年以上海外サッカーを追う愛好家 目黒のジダンさん

Q)忘れられない試合、サッカーの魅力を感じた試合はありますか?

A)1998年フランスW杯のアジア最終予選の初戦だったウズベキスタン戦はとても印象に残っています。三浦知良がハットトリックをして7-3で勝った試合です。

試合に勝ったことよりも、選手入場の時に「ココはホントに日本か?」と目を疑うような光景が強烈でした。FIFAアンセムが流れる中、全員総立ちで大量の紙吹雪が舞い、「ボンボネーラ(アルゼンチンのボカのホームスタジアム)」のような雰囲気を作っていたのです。

4年前のドーハの悲劇を受けて、「次こそは!」という意気込みがスタジアム全体で感じられた後にも先にも最高の空間だったことを体が覚えています。

おそらくもうあの熱狂はないのではないでしょうか。

まとめ

海外サッカーを30年以上追っている目黒のジダン/Zidane in Meguroさんに登場してもらいました。SNSではレアなユニフォームの写真などを発信しています。気になった方はチェックしてみてくださいね。

<アカウント情報>
インスタグラム:@megu.zida
https://www.instagram.com/megu.zida/

元記事で読む
の記事をもっとみる