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「もしかしてクレーム?」実母が電話を促してきた真意とは|産後、救急外来に駆け込んだ話

  • 2024.7.21

このお話は、著者・まろ(@maromrt)さんが産後に、原因不明の歯の痛みに襲われた体験談が描かれています。ある日突然、歯に痛みを感じます。何度も歯医者を受診しますが、「知覚過敏」や「歯ぎしり」と診断され、納得できません。食事や睡眠、そして授乳中も痛みがでるほどです。さらに、歯医者で処方された痛み止めが効きません。まろさんの様子を見かねた母が「歯医者に電話しな」と言い出して…。『産後、救急外来に駆け込んだ話』第33話をごらんください。

母が「歯医者に電話しな」と言い出したときはヒヤヒヤしましたが、クレームではありませんでした。処方された薬について確認するための電話だったのです。

そして、2錠飲んでもいいことが確認できました。これで、少しでも歯の痛みが和らげばいいのですが…。

親が育児の責任に飲み込まれないために

まろさんが初めての育児に奮闘していた産後5か月のころ、突然、激しい歯の痛みに襲われます。ところが、歯医者に行っても虫歯等ではなく、ストレスで痛みが引き起こされているのではと判断されました。

このことをきっかけに、自分自身を見つめ直したまろさん。たしかに生後間もない娘の育児に悩んでいましたが、育児そのものが大きな負担だとは思えませんでした。大きな要因は、まろさん自身の考え方にあったのです。どうやら、育児に対して過度な責任を感じていたようです。

まろさんは当時の自分を振り返り、もしも未来の自分から声をかけられるなら「大丈夫」よりも「ありがとう」と言われた方がうれしいといいます。まろさんのように周囲のサポートを受けられる状況にあっても、自分を追い込みがちな方はいるかもしれません。そんな心を軽くするには、周囲の人がその頑張りを認めるとともに、頑張っている親本人も「今日もわたしはがんばった」と自分をほめることができるといいかもしれませんね。

産後の親の心境について、共感と学びを得られる作品です。

著者:ももこ

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