1. トップ
  2. ライフスタイル
  3. 「えっと…スカートが赤いよ」ドキッ!カラオケで男友だちから指摘が⇒慌てて下半身を見ると!?

「えっと…スカートが赤いよ」ドキッ!カラオケで男友だちから指摘が⇒慌てて下半身を見ると!?

  • 2024.7.21

今回お話しするのは、私が高校2年生のころのエピソードです。生理4日目に高校の仲よし男女グループでカラオケに行くことになりました。私の生理は3日目がピークで、そこからは経血量も減り、痛みも少なくなっていきます。そのため、気が緩んでいたのか、トイレに立たないまま3時間もカラオケを楽しんでしまって……。

経血漏れは日常茶飯事

私はいつも、母が買ってくる生理用ナプキン(母と同じ物)を使っていました。きちんとナプキンをしているのに、横と後ろから経血が漏れて下着を汚してしまうことは日常茶飯事で、みんなそうなのだと思っていました。気づくとナプキン全面が経血で染まっており、トイレに行くたびにナプキンを交換しなければいけません。

また、生理の3日目までは経血がナプキンから漏れてしまうため、漏れても外側まで染みにくいジーンズで過ごしていました。

生理4日目、カラオケに行ったら…

その日は生理4日目でした。新しいスカートをはいて出かけたいという気持ちが勝り、ジーンズではなくスカートで外出。高校の友だち複数人と合流し、いつものカラオケで3時間ほど過ごしました。

楽しい時間を過ごしていたためトイレに行くことをすっかり忘れ、3時間ソファに座りっぱなし。カラオケが終わって立ち上がると、男友だちから「なんかスカート赤いよ」と指摘されてしまいました。そこでハッと生理のことを思い出した私は、ダッシュでトイレへ。

おそるおそるスカートを見ると、じんわりと経血が漏れていたのです! 洗面台付きのトイレだったため、洗面台で急いでスカートの汚れた部分を洗いました。

経血漏れを友人に相談すると…

なかなかトイレから出てこない私を心配して、女友だちがトイレにきてくれました。泣きながらスカートを洗っている私を見て、経血漏れを隠せるようにと、彼女は自分の上着を貸してくれました。そこで私は初めて、経血漏れが日常的であることを他人に打ち明けたのです。

すると、友だちは「ナプキンのサイズが合ってないんじゃない? 私のナプキンを使ってみたら?」とナプキンをくれました。いつも母の買ってくるナプキンしか見たことのない私は、友だちのナプキンのサイズを見て、その大きさにびっくり。ナプキンにはいろいろな大きさがあること、羽の有無、人によって経血量が違うということを、このとき初めて知りました。

そのあと、トイレから部屋に戻った私はウエットティッシュを使い、ソファの座っていた部分をきれいに拭いてから退室しました。スカートに少し経血が漏れていただけで、ソファにはほとんど経血がついていなかったのが、不幸中の幸いでした。

今でこそ、人によって経血量は違い、ナプキンにはたくさんの種類があると知っていますが、当時高校生で実家暮らしだった私は、経血量が少ない母親に自然と合わせるかたちで、実は経血量が少ない人用のナプキンを使い続けていたのでした。あの日、友だちからナプキンをもらわなければ、その後もずっと経血漏れに悩まされていたかもしれません。友人の言葉がきっかけで、その後は母親に相談し、自分に合ったナプキンを買うようになりました。

著者/猫又 むぎ
作画/おみき

監修/助産師 松田玲子
医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダー、ムーンカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。

ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように!


著者・イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター おみき

ベビーカレンダー編集部/ムーンカレンダー編集室

元記事で読む
の記事をもっとみる