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【MLB】カブス鈴木誠也「子供の頃、ヤンキース松井秀喜の試合を見に行っていた」と告白 ドジャースとの来季開幕戦は「特別なこと」

  • 2024.7.20
カブスの鈴木誠也(C)ロイター
SPREAD : カブスの鈴木誠也(C)ロイター

カブス鈴木誠也外野手は19日(日本時間20日)、後半戦初戦となる本拠地でのダイヤモンドバックス戦に「3番右翼」で出場し、3打数無安打2四球に終わった。試合は2-5で敗れた。来年開催されるドジャースとの開幕シリーズ(3月19・20日、東京ドーム)についてもコメントした。

■通訳交代の影響? 後半戦は無安打スタート

初回1死一塁の第1打席は右飛、4回先頭の第2打席は中飛に終わった鈴木。第3、第4打席はいずれも四球を選び、出塁した。2-5の9回2死一、二塁のチャンスで迎えた第5打席は空振り三振に倒れ、最後の打者となった。
無安打は8試合ぶりで、打率は.267となった。前日にはメジャーに移籍してから2年半タッグを組んで来た松下登威通訳が突然解雇。打撃への影響が心配されたが、不安を払拭するには至らなかった。
ただ、メディア対応は無難にこなした。今後の体制については、今永昇太投手の通訳を務めるエドウィン・スタンベリー氏らがフォローすると発表されていたが、この日は球団でエンジニアとして働く村田慎吾氏が担当。試合前には日本開催が決まった来季の開幕シリーズに関する質疑応答も行った。

■カ軍監督「日本開催はとてもエキサイティング」

鈴木は「僕は小さい時、日本でやるメジャーの試合を見に行っていました。自分がこっちに来て、そういうところでやれるというのは特別なことだし、一生に一度の思い出になると思うので、しっかり調整して頑張りたい」とコメント。米メディアから「どの試合を見たのか」と問われると「8歳か9歳の頃、松井秀喜さんが出場した試合(2004年のヤンキース対デビルレイズ戦)を球場まで見に行っていました」と返答。この開幕シリーズは同年3月30、31日に行われ、2試合目ではゴジラが特大の1発を放っている。
「プロになり、こっち(メジャー)に来て、こちらで活躍する難しさ、適応する難しさを経験する中で、これまで米国でプレーしてきた先輩たちに対する尊敬の念がますます強くなりました。そして、私もいつか(彼らのように)他の選手たちから尊敬されるような選手になりたいと思っています」と力を込めた。
一方、今永は「(日本開催は)噂には聞いていましたが、昨日報道が出て決定になったので、より実感しました。日本のファンの方も注目してくれると思うので、恥ずかしいプレーをしないように準備をしたいと思う」とした。
鈴木、今永と大谷翔平投手、山本由伸投手が揃う来季の開幕カード。カブスのクレイグ・カウンセル監督は「皆が楽しみにしている。とてもエキサイティングであり、冒険でもある。こういう楽しいイベントに参加する機会に恵まれたことは非常にうれしい。とてもクールだ」と話し、来年が待ち切れない様子だった。

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