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6月生まれベビー【人気の名前】ランキング“フルーツネーム”がトレンド、「葵」も人気上昇?男の子は夏に向け“海系ネーム”じわり人気に

  • 2024.7.20

6月生まれベビー、人気の名前は?

季節感のある名前が人気
季節感のある名前が人気

育児支援サイトを運営する「ベビーカレンダー」が、2024年6月生まれの赤ちゃん7949人を対象に調査した「6月生まれベビーの名付けトレンド」を発表しました。

首位は5月に引き続き「凜」

それによると、6月生まれの女の子の名前ランキングTOP3は、1位「凛(りん)」、同率1位「陽葵(ひまり)」、3位「結菜(ゆいな)」でした。首位の「凛」は5月に引き続き、首位を獲得しました。

6月は季節感ある名前が増加

6月に見頃を迎える「紫陽花(あじさい)」にも用いられ、日の当たる丘や太陽を意味する「陽」を用いた名前が人気。1位「陽葵(ひまり)」のほか、12位「陽菜(ひな)」、17位「心陽(こはる)」、28位(※同率)「陽咲(ひなた)」・「陽彩(ひいろ)」、47位(※同率)「陽菜乃(ひなの)」・「陽愛(ひな)」と、名前ランキングTOP50以内に7つの名前がランクインしました。

6月生まれの女の子の名前では、人気漢字ランキング13位だった「凪」を用いた名前も大人気! 「凪」は風や波が収まる様子を表し、爽やかで穏やかな海や風を連想させます。「凪紗(なぎさ)」は5月37位から6月は6位へ、31位もランクアップ。「咲凪(さな)」は5月100位圏外から、6月は28位へ大きくランクアップしました。「凪」を用いた名前は6位「凪紗(なぎさ)」、10位「凪(なぎ)」のほか、14位「凪咲(なぎさ)」、28位「咲凪(さな)」、60位「凪沙(なぎさ)」、72位「紗凪(さな)」と、100位内に6つもランクインしていました。

例年6月生まれは「葵」を使った名前が増加します。6月は別名「葵月」といい、アオイ科の植物「葵」は6月ごろに美しい花を咲かせ花期を迎えます。「立葵(たちあおい)」は、梅雨入りの時期に咲き始めることから別名「梅雨葵(つゆあおい)」とも言われ、「葵」は6月にぴったりの漢字です。6月の人気漢字ランキングでは17位でした。

名前ランキングTOP50以内には、1位「陽葵(ひまり)」、4位「葵(あおい)」、39位「結葵(ゆあ)」、47位「紬葵(つむぎ)」と4つの「葵」を使った名前がランクイン。46種類のバリエーションで115人に名付けられていました。

6月のトレンドは、「フルーツネーム」。古風な名前も根強い人気

さまざまなフルーツが旬を迎える6月。女の子の名付けも、フルーツをイメージさせる名前「フルーツネーム」が人気でした。 8位「杏(あん)」、17位「柚希(ゆずき)」、28位「柚葉(ゆずは)」、39位(※同率)「柚乃(ゆの)」・「杏奈(あんな)」、60位「桃花(ももか)」と、100位内に6つもランクインしていました。「杏」、「実」、「桃」といった漢字を使った名前も前月より増加。

また、古風で日本的な名前「レトロネーム」の人気も健在。 名前ランキングTOP50内に、4位「葵(あおい)」、6位「凪紗(なぎさ)」、10位(※同率)「凪(なぎ)」・「紬(つむぎ)」、12位「琴葉(ことは)」、14位「莉子(りこ)」、21位(※同率)「澪(みお)」・「詩(うた)」・「結月(ゆづき)」、28位(※同率)「菫(すみれ)」・「桜(さくら)」・「絃葉(いとは)」など、なんと21個の「レトロネーム」がランクインしていました。

男の子の名前は「琉生(るい)」が3位に大幅ラックアップ!

青い海や南風を連想させる漢字が人気
青い海や南風を連想させる漢字が人気

6月生まれの男の子の名前ランキングTOP3は、1位(※同率)「碧(あお・あおい)」・「大翔(ひろと)」、3位(※同率)「琉生(るい)」・「陽翔(はると)」・「湊斗(みなと)」でした。3位の「琉生」は5月25位から22ランクアップ。「琉」は宝石を意味し、「琉球」のイメージから青い海や南風を連想させる漢字として、昨今名付けで人気が高まっています。本格的な夏が始まるこの時期にぴったりの名前です。

また、毎年夏が近づくにつれて海を連想する名前「海系ネーム」が増加する傾向にあります。船や人が集う場所を指す「湊」を用いた名前、3位「湊斗(みなと)」、8位「湊(みなと)」がTOP10入りしたほか、6位「凪(なぎ)」、26位「海斗(かいと)」、45位(※同率)「櫂(かい)」・「海翔(かいと)」などが人気となっています。

引き続き人気バレーボール選手の名前がランクアップ

注目したいのは26位にランクアップした「藍(らん)」。2022年・2023年ともに年間ランキングでは200位圏外でしたが、今年に入り急増。5月は41位、6月は26位とTOP50入りしています。「藍」は主に「あい」と読み、女の子に名付けられることが多い名前でしたが、2024年上半期には男の子の名前としての人気が急上昇。

この名前が増加した背景には、男子バレーボール日本代表の高橋藍(たかはし らん)選手の活躍があると推察。高橋選手の名前は「らん」と読み、47年ぶりの銀メダルを獲得したバレーボールネーションズリーグでの輝かしいパフォーマンスが、同じ名前を自身の子どもに名付けるきっかけとなったと考えられています。

※高橋選手の「高」ははしごだか

(LASISA編集部)

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