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【少女時代ユナの本領発揮】ホテルを舞台にした2作品で「スマイルの女王」に!

  • 2024.7.20

今年後半にロマンチック・コメディ映画『悪魔が引っ越してきた』の公開を控えている少女時代のユナ。気軽にNetflixで見られるユナの出演作としてぜひ勧めたいのが、『ハッピーニューイヤー』と『キング・ザ・ランド』だ。両方ともホテルが舞台になっている。

まず、『ハッピーニューイヤー』はもともと2001年に制作された映画。それに未公開シーンをたくさん入れてテレビシリーズとして再構成された。物語は年末で賑わう高級ホテル「エムロス」に集う登場人物たちの感動的なエピソードを素敵な映像で再現している。

豪華キャストがズラリと揃った。ハン・ジミン、イ・ドンウク、カン・ハヌル、ウォン・ジナ、ソ・ガンジュン、コ・ソンヒ、イ・ジヌクなど。その中で終盤に出てくるユナの印象度が抜群にいい。

彼女が演じるのは、ホテル職員のスヨン。モーニングコールも担当していたが、彼女に好意を寄せたのが、就活が失敗して恋人にもフラれた無職のジェヨン(カン・ハヌル)。この男は自殺願望が強くてホテルで身投げしようとしたのだが、献身的に食い止めたのがスヨンであった。

このエピソードが群像劇『ハッピーニューイヤー』でもピカイチのストーリーだった。実際、ユナが見せる笑顔が格別だ。

少女時代ユナ
少女時代のユナの活躍がめざましい(写真提供=OSEN)
見る人を心からウキウキさせる

次の『キング・ザ・ランド』の舞台は超一流のキングホテル。会長の息子ク・ウォン(イ・ジュノ)は本部長を務めているが、とても不愛想だ。対照的なのがチョン・サラン(ユナ)。その愛すべきスマイルで優秀社員になっている。

2人は最悪の出会いを経て、キングホテルで仕事を共にするが、性格が本当に違っているのでいつもギクシャクする。とはいえ、ク・ウォンもただ不愛想なだけではない。彼の母親は行方がわからず、子供の頃からク・ウォンは悲しみの中で育った。そういう境遇なので、ク・ウォンはなかなか笑うことができないのだ。

そんな彼をやがてチョン・サランの笑顔が包み込む。演じるユナのスマイルは、本当に見る人を心からウキウキさせる。

文=康 熙奉(カン・ヒボン)

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