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食欲が落ちやすい夏でも子どもが食べてくれる! 料理上手な3児のママ・鈴木亜美の「わが家の夏の定番料理」

  • 2024.7.19

お酢でさっぱり食べやすく。いつもの生姜焼きにもお酢をプラス

こんにちは、鈴木亜美です。あっという間にもう夏休みですね! 夏休みは子どもが家にいる時間が長くなるし、何より毎日のお昼ごはんの準備が本当に大変ですよね……。今回は、我が家の夏の料理の工夫についてお話しします。暑くなると我が家は、お酢を使った料理をすることが多いです。酸っぱいものだと、暑くて疲れていても、食欲がなくても結構食べられたりするんですよね。煮物にも炒め物にも、何にでもお酢を入れています。子どもたちが好きなのが、手羽元を焼いてお酢と生姜で味つけたもの。食べやすいので、たくさん用意してもどんどんなくなりますね。いつもの豚の生姜焼きにお酢をプラスすることも。これもさっぱりして、食べやすくなるんです。子どもが酸っぱすぎるのが苦手であれば、リンゴ酢もおすすめです。夏は、こういったお酢を使った生姜焼きなどのおかずを、そのままご飯にのせる「のっけ丼」や、冷たいうどんなどにのせる「のっけ麺」にすると子どもたちがたくさん食べてくれるんです。一皿でご飯もお肉も野菜も摂れて、作る側としても簡単なので助かります。

ごまドレッシングは、牛乳でのばして汁物に。麺を追加しても◎

あと、夏の料理に欠かせないのがごまドレッシング! 子どもたちが大好きな味なので重宝していて、冷蔵庫に常備しています。シンプルに冷しゃぶにごまドレッシングをかけると、一緒に出したレタスもおいしく食べてくれます。レタスは大きくカットするのではなく、細く千切りにするのがポイント。ドレッシングとお肉とよくからんで、子どもが食べやすくなります。ちょっとのことですがたくさん野菜を食べるようになるので、ぜひやってみてくださいね!他にも、ごまドレに牛乳を足してのばすと冷たい汁物になって、これも夏にいいんですよね。冷たい麺を入れてもいいし、大人は辛みを足せば家でも手軽に担々麺のような味が楽しめます。我が家の夏の2大定番「お酢」と「ごまドレ」を混ぜて使うと、甘みと酸味でどんな食材でもおいしく。それぞれそのまま使うのももちろんいいのですが、アレンジするとさらにいろいろな料理を楽しめるのでおすすめです。

最近のヒットはハニーマスタード。+マヨネーズで韓国風唐揚げに

子どもって味に対する警戒心が強いのかなと思っていて、慣れない味だとあまり食べてくれないんですよね。ごまドレのような、市販のもので子どもが好きな味を把握しておくと味付けに悩まなくていいし、料理のハードルがぐっと下がると思います。とはいえ、ずっと同じ味だと飽きてしまうし、大人が物足りないと思うので「これは食べられそうな味かな」と思うと料理に使ってみたり、子どもに味見をしてもらったりして、少しずつ新たな味にも挑戦しています。最近のヒットはハニーマスタード。私がよく行く業務スーパーに売っていたので買ってみたんです。そのままだと子どもには刺激が強すぎるかなと思い、ドレッシングに少しだけ混ぜてみたらおいしく食べることができて! マヨネーズをプラスして唐揚げと和えて韓国風にすると子どもがたくさん食べてくれて、料理の幅がまた広がりました。マスタードは味のアクセントになるので、暑い夏には大人も食べやすいと思います。今日はここまで。次回も引き続き、夏の料理についてお話ししますね。鈴木亜美

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取材・文/野々山幸(TAPE) 構成/岩崎幸

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