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「遠距離婚」という選択…CAでシンガポール在住、日本便の際に会えるのが楽しみに

  • 2024.7.19

結婚を機に女性はキャリアを諦めて、夫について行く…そんな考え方に変わる、仕事もプライベートも犠牲にしない夫婦のカタチ。それぞれの場所で暮らしながら結婚生活を送ることを選んだカップルに話を聞きました。

コロナ禍の一時帰国で付き合ったふたり...遠距離は結婚しない理由にならなかった

右・福田瑛里加さん(28歳・航空関係勤務)

客室乗務員になる夢を叶えるために選んだのは、海外での就職。現在はシンガポールで同期日本人クルー3名の共同生活を送っています。彼とは東京ステイ中に知人の紹介で出会い、食事に行く仲に。交際を開始したのはその年の5月。コロナの流行で外国人クルーは一時帰国、客室乗務員としての仕事が全くなくなってしまい一般企業で契約社員として働いていた時期でした。彼の京都異動で東京ー京都の遠距離恋愛を経て22年2月、念願の復職!日本を離れる寂しさはありましたがまた大好きな仕事ができる喜びから迷わずシンガポール行きを決めました。

結婚を決めたのは1年3カ月後。私にとっては身体的負担の大きい仕事のため、いずれは転職するつもりで。その時一緒になれたらいいよねと話していましたが、距離よりも節目を大事にしたかったと、3年記念日に2人の思い出の地、京都で彼からプロポーズ。私が乗務するのは主に日本便のため、彼とはステイ中に会えています。仕事柄リズムが合わず、平日夜ご飯デートだけのことも多いですが、なるべく一緒にいられるようにスケジュール管理アプリでフライト日程を共有。彼はもともとマメなタイプではなく、連絡がスムーズに取れず不安になったこともありましたが、一度伝えて以来こまめに連絡をくれるように。私のステイ先に合わせて京都から名古屋や大阪まで会いに来てくれることもあり、とても感謝しています。交際歴は4年以上ですがいまだに彼と会える日がとても楽しみで自分磨きを頑張れます。

ネクストキャリアについてはまだ考え中ですが、ずっと働き続けたい。彼は転勤族なのでまた転勤があるかもしれないし、自分も転職時期や育休をどうするか…キャリアと結婚、子供をもつことへの悩みは尽きませんが2人で良い道を探っていきたいです。(瑛里加さん)

井上大さん(29歳・金融機関勤務)
同じ大学のチア×サッカー、実家同士も近所で初対面から話が合いました。明るく元気な性格で、何より可愛い彼女。これからも心配をかけないよう、マメに連絡します!(大さん)

\2人の結婚生活をのぞき見/

遠距離で過ごす私たちは記念日当日に会えることが貴重。当日にお祝い出来た時の嬉しさは格別です!

シンガポールは1年を通して気温も湿度も高い国。年中真夏の格好です。

憧れのアマン京都でプロポーズ。指輪と手紙は一生の宝物です。

京都で和装前撮りをしました。

今回紹介した遠距離婚カップルは...

福田瑛里加さん♡井上大さん
同じ大学の先輩後輩チア×サッカー部。共通の知人の紹介で2020年2月都内で出会い、3カ月後に交際開始。その後大さんは京都へ転勤、京都とシンガポールの遠距離恋愛を重ね3年記念日に婚約。2024年4月、大さんは東京に異動。2025年1月から同居を予定中。

撮影/西原秀岳(TENT) 取材/飯室紗季 編集/小林麻衣子 再構成/Bravoworks,Inc.

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