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【MLB】OPS「.993→.714」……昨季の“二冠王”オルソンらが思わぬ大不振 苦戦するスター選手を公式が特集

  • 2024.7.20
アトランタ・ブレーブスの主砲マット・オルソン(C)Getty Images
SPREAD : アトランタ・ブレーブスの主砲マット・オルソン(C)Getty Images

MLB公式サイトは18日(日本時間19日)、「2023年のオールスター選手たち、躍進なるか」と題した記事を公開。大幅に成績が悪化した、昨季のオールスター出場選手にスポットをあてた。
中でも際立つのがブレーブスの主砲マット・オルソン内野手で、昨季の二冠王が別人のような姿を見せている。

■「誰もが予想した以上」の成績下落

昨季は両リーグトップの54本塁打139打点で二冠王を獲得し、ナ・リーグMVP投票で4位に入ったオルソン。30歳を迎えたスラッガーには今季も大きな期待が寄せられたが、ここまで95試合の出場で打率.229、13本塁打、44打点と大不振。ボール球スイング率と三振割合が上昇し、四球率が減少。OPSが昨季の「.993」から、キャリア最低の「.714」まで悪化。記事では「昨季の成績を再現するのは苦しいと思われていたが、誰もが予想した以上に調子を落としている」と、驚きを持って伝えられた。
また、昨季39本塁打107打点で大谷翔平投手(当時エンゼルス)と本塁打王争いを演じたレンジャーズのアドリス・ガルシア外野手も不振に喘いでいる。球団初のワールドシリーズ制覇にも貢献した主砲が、今季は91試合で打率.211、17本塁打と振るわず。OPSは全体平均を下回る「.682」まで落ち込み、キャリア最低を更新中だ。
そのほかでは、昨季54盗塁のナ・リーグ新人王コービン・キャロル外野手(ダイヤモンドバックス)や、30本塁打30盗塁を達成したイチローの“愛弟子”フリオ・ロドリゲス外野手(マリナーズ)ら、華やかなデビューを飾った若手スターたちも苦戦を強いられている。ポストシーズン争いが佳境を迎える後半戦、ここからの巻き返しに期待したい。

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