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【賃貸】シンクのサビの落とし方 頑固なサビを落とすサビ取りや腐食防止法も

  • 2024.7.20

賃貸物件のシンクのサビが気になる

イエコレクション iecolle

賃貸物件は、退去のときに原状回復が求められます。
そのため、シンクにサビが残ったままだと、退去時に修繕費用が請求されてしまうことも。
また、頑固なサビを放置していると腐食が進行し、シンクに穴が空く原因になります。
賃貸物件に住む人はシンクのサビを放置せず、早めに落とすのがおすすめです。

シンクの頑固なサビの原因は?

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賃貸のシンクに多いステンレスはサビに強い物質ですが、決してサビないわけではありません。
以下で、シンクにできてしまう頑固なサビの原因をまとめました。

漂白剤で腐食が発生

塩素系漂白剤をシンクの掃除で使うと、ステンレスの表面の酸化被膜が剥がれて、腐食が発生してしまうことがあります。
漂白剤でシンクを掃除する場合、長時間の浸けおきは控えましょう。
また、洗い終わったあとはシンクに漂白剤が残らないようにしっかりと水で洗い流すのが大切です。

ほかの金属からのもらいサビ

ほかの金属からのもらいサビも、シンクのサビに多い原因の1つです。
シンクにヘアピンや空き缶などを放置すると、それらについていたサビがシンクにつくことがあります。
放置したままだと、シンクの表面だけでなく内側の腐食にもつながるため、注意が必要です。

汚れの放置・化学反応

料理や作業で付く汚れには、塩分や油分などが含まれています。
こうした汚れとステンレスが化学反応を起こし、表面の酸化被膜が剥がれることで、腐食につながります。
腐食防止のためにも、シンクが汚れたらすぐに洗い落とす習慣をつけましょう。

シンクの経年劣化

毎日シンクを使用することによる経年劣化も、サビの原因の1つ。
経年劣化は、普段の使い方や使う頻度によって大きく状態が異なります。
シンクは、熱や重み、傷、衝撃などのダメージを日頃から受けています。
あまり年数が経っていないシンクでも、受けてきたダメージが大きいと経年劣化が進んでいる可能性があります。

賃貸のシンクのサビの落とし方

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賃貸のシンクにサビがついたらどうすればよいのでしょうか。
退去までに施せる、賃貸のシンクについた頑固なサビの落とし方を紹介します。

メラミンスポンジで落とす

シンクの表面にサビができている状態であれば、メラミンスポンジで軽くこするだけでサビを落とすことができます。
メラミンスポンジに水分を含ませ、シンクに傷をつけないよう、優しくサビをこすり落としてください。

重曹とクエン酸・酢で落とす

重曹とクエン酸・酢を使った落とし方も手軽でおすすめ。
サビに重曹をふりかけ、水を含ませたメラミンスポンジでこすります。
重曹を残したまま、水に溶いたクエン酸または酢をかけ、少し時間をおいて拭き取るだけ。
塩素系漂白剤との併用は有害なガスが出て非常に危険なので、絶対にやめてください。

クレンザーで落とす

重曹とクエン酸・酢を使っても落ちない頑固なサビには、クリームクレンザーを使って落とす方法がおすすめです。
クレンザーには界面活性剤のほかに研磨剤が含まれているため、力を入れなくても優しくこするだけでサビ取りができます。

専用サビ取りで落とす

メラミンスポンジや酢、クレンザーでも落とせない頑固なサビには、サビ取りの専用品を使うのがおすすめ。
賃貸の退去の際、普段やらない頑固なサビ取りに苦労する人は少なくありません。
そんなときも手間やコツも不要な専用サビ取り剤を使えば、簡単にサビを落とすことができます。

シンクのサビは退去時請求される?

賃貸住宅の場合、退去時の原状回復費用は借主が負担するのが一般的です。
また、キッチン周りの耐用年数は5年程度とされています。
日々の手入れをおこたって5年経たずにシンクを傷めた場合は、退去時に原状回復費用が請求されることがあります。

賃貸シンクのサビを防止するには

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スムーズに退去できるよう、賃貸住宅のシンクは日常的にケアしておくのが大切。
シンクのサビを防止するには、普段からのシンクの掃除が欠かせません。
第一に、汚れがついたら放置せず、すぐに落とす習慣をつけましょう。
また掃除が終わったら、ホームセンターなどで販売されているシンク用のコーティング剤を使うのがおすすめ。
傷や水垢、汚れなどがつきにくくなり、サビの防止になります。

賃貸シンクのサビ取り時の注意点

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賃貸シンクのサビの落とし方にはいくつかの注意点があります。
まず、シンクに傷をつけるくらいの強さでこすると、かえってサビの原因になってしまうので注意が必要です。
また、塩素系漂白剤での長時間の浸けおきは、シンクの腐食につながるので控えましょう。
サビ取り時は、汚れを優しく除去することがポイントです。

まとめ

シンクにサビをつけないためには、サビが発生する原因を知ることが大切。
サビの落とし方は、サビの状態によって異なります。
また、日常からサビがつかないようにサビの防止を心がけておくと、賃貸の退去時も安心です。
シンクについたサビに悩む人は、その状態に適した落とし方を活用し、きれいなシンクを保てるようにしましょう。

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