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「令和5年度 彩の国落語大賞」が決定!桂三四郎さんが上方出身者として初受賞

  • 2024.7.20

2020年には上方落語若手噺家グランプリを受賞した若手のホープ 「狙っていた賞なので、とてもうれしい」

平成10年度から、若手落語家の登竜門として、埼玉県芸術文化振興財団が実施している「彩の国落語大賞」。

来場した観客の投票をもとに、年間で最も優れた演者を決定してきました。初年度受賞の林家たい平さんにはじまり、新作も古典も現代的なセンスで聴かせる柳家喬太郎さん、名人の系譜を受け継ぐ柳家三三さん、軽妙なトークも記憶に新しい春風亭一之輔さんなど、いずれも人気・実力を兼ね備えた噺家が受賞し、将来の落語界のスターを生み出す場として注目されてきました。

そして令和5年度、彩の国落語大賞を受賞したのが、桂三四郎さんです。

出典:リビング埼玉Web

埼玉県芸術文化振興財団・理事長の加藤容一さんから表彰状と賞金を授与されたる桂三四郎さん

ー 受賞ネタの「変わり目」は、年配の噺家さんが演ずる場合が多いと聞きましたが?

古典落語の中にも、私なりのエッセンスを入れながら、ギャグも足し、キャラクターを分かりやすく演じました。持ち前の酒癖の悪さを活かせたのが良かったのかもしれません。

ー上方出身者として初受賞の桂三四郎さん。関西のお客さんと関東のお客さん、違いはありますか?

関東では、関西よりも少しゆっくり喋るようにしています。"間"も違うかな?

出典:リビング埼玉Web

ー大賞を受賞されました埼玉の高座はいかがでしたか?

彩の国落語大賞は、本気で狙っていた賞です。今年、入門20周年を迎えて、節目の年ですから、うれしさも倍増です! 歴代の受賞者の方々は、活躍されている方ばかりですし。埼玉の会場はとてもやりやすかったように感じました。聞いてくださったお客さんとシンクロできて、とてもいい会であったと思います。埼玉の方々の落語に対する熱い気持ちも感じられました。

ー10月には「大賞受賞者の会 桂三四郎独演会」が予定されています。師匠の桂文枝さんが特別ゲストで出演されるそうですね

私が、師匠に出演をお願いしたところ、二つ返事で出演を快諾していただきました。15周年の時にお願いをしたことがあるのですが、その時は断られましたから、今回もダメかと。私の受賞記念独演会ですが、文枝師匠は出るとなったら本気で対抗してきますから、これから稽古をしっかりしていかないといけないと思っています。負けられません!

出典:リビング埼玉Web

受賞の賞金は渋沢栄一の新紙幣が贈呈されました。「ワー、初めて見ました!!」

桂三四郎さんプロフィル
平成16年 師匠桂三枝(現・六代目桂文枝)に入門
芸名「桂三四郎」を名づけられる
平成24年 英語落語にて初の海外公演
平成27年~令和2年 上方落語若手噺家グランプリ 6年連続決勝進出
令和2年 上方落語若手噺家グランプリ 優勝
令和6年 令和5年度彩の国落語大賞 受賞

桂三四郎独演会は10/5(土)開催。チケットの販売は7/20(土)から!

彩の国さいたま寄席 四季彩亭
令和5年度 彩の国落語大賞受賞者の会
桂三四郎独演会
▪日時 10/5(土)開演14:00(13:30開場)
▪会場 埼玉会館 小ホール
▪料金 3200円(全席指定)
※チケットは7/20(土)から一般販売

★チケット★

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