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ラベンダー薫る風に乗って、南仏を周る旅【夢見るパリ】

  • 2024.7.20

 

ラベンダー薫る風に乗って、南仏を周る旅【夢見るパリ】
出典 FUDGE.jp

友人3人と1年に1回企画している旅、今年は南仏、プロヴァンス地方に行くことに決定しました。

パリのリヨン駅に朝6時ごろに集合、TGVに乗り朝ご飯を食べたりおしゃべりしていたらあっという間に9時前に到着。そこからレンタカーを借りて最初の村、リル シュル ラ ソルグに向かいました。

朝からすでに太陽光が強い!

日曜日なのでブロカントとマルシェがありました。前回ここに来た時はブロカントはなかったのでワクワクしながらお散歩。

 

ラベンダー薫る風に乗って、南仏を周る旅【夢見るパリ】
出典 FUDGE.jp

この村のブロカントは有名ですが、パリより値段設定が高くてびっくりしました。でも品揃えはパリと違って手のこんだ刺繍入りのテーブルクロスや植物標本、古い陶器など惹かれるものが豊富です。

 

ラベンダー薫る風に乗って、南仏を周る旅【夢見るパリ】
出典 FUDGE.jp

水が綺麗なこの村では、カヌーをしている方がいっぱいいました。
橋の下や小さな滝がある箇所は背中を寝転がるように低くしないと頭がぶつかっちゃうというスリル満点のアドベンチャー。

 

ラベンダー薫る風に乗って、南仏を周る旅【夢見るパリ】
出典 FUDGE.jp

続いてはフォンテーヌ ド ヴォークリューズ、ここもまた美しい村です。泉が湧き出ているような川の側には初めて見る青いトンボがたくさん飛んでいました。
水の透明度が高くて、日本のアイスのガリガリ君みたいな色です。

 

ラベンダー薫る風に乗って、南仏を周る旅【夢見るパリ】
出典 FUDGE.jp

12世紀から続く製紙工場に寄って小花入りの紙をお買い物。

 

ラベンダー薫る風に乗って、南仏を周る旅【夢見るパリ】
出典 FUDGE.jp

その後ヴァロンソルというラベンダー畑がたくさんある地域へ。道なりにラベンダー畑が広がっていてその周りは蝶々と鉢が蜜を吸いに集まっています。
思いのほか人が少なく、なんという解放感!
海外から来ていた可愛いワンちゃんや馬に乗って散策している方々との素敵な出会いがありました。

 

ラベンダー薫る風に乗って、南仏を周る旅【夢見るパリ】
出典 FUDGE.jp

そして大好きな村、ゴルド!来たのは3回目ですが、夏に来た時はワイン祭りをやっていました。
パリからこの村に引っ越しした知人はゴルドのアパートはパリより価格が高いと言っていましたが、それだけ人気が高いということですね。

 

ラベンダー薫る風に乗って、南仏を周る旅【夢見るパリ】
出典 FUDGE.jp

友達が常宿にしているスパ&ホテルは本当にリラックスできる場所で、夕食時にはレストランで一番の席を用意してくれていました。女子会にぴったり。

日本では考えられませんが、ヨーロッパの人と結婚すると、グループでレストランに行く時はいつも夫婦一緒が当たり前。今回は日本語だけで夜がふけるまで気兼ねなく楽しいおしゃべりが続きました。友達は15分ほど真剣にワインリストを眺め、とっておきのシャンパンと赤ワインを頼んでくれました。シャンパンもワインもお料理もデザートも本当に美味しくて幸せ。

 

ラベンダー薫る風に乗って、南仏を周る旅【夢見るパリ】
出典 FUDGE.jp

お庭は広く、噴水やラベンダー畑、プールがあります。

 

ラベンダー薫る風に乗って、南仏を周る旅【夢見るパリ】
出典 FUDGE.jp

翌日は朝から村の中をお散歩、絶景が見渡せるテラスのあるカフェで朝食。
迷路みたいな道を歩いていくと、その先にはびっくりする景色が待っているから楽しいです。村の教会の中はフレスコ画で埋めつくされていました。

 

ラベンダー薫る風に乗って、南仏を周る旅【夢見るパリ】
出典 FUDGE.jp

村の可愛い風景。村の人も笑顔が素敵で気さくで優しい!

 

ラベンダー薫る風に乗って、南仏を周る旅【夢見るパリ】
出典 FUDGE.jp

ホテルのプールサイドでランチ。
ここに宿泊するのは1泊だけというのが悔やまれます。

 

ラベンダー薫る風に乗って、南仏を周る旅【夢見るパリ】
出典 FUDGE.jp

12世紀から続く、セナンク修道院。やはりラベンダー畑が有名で、10年前に来た時は修道院の外壁が黒ずんでましたが、2年前に外壁が掃除されたらしく綺麗になってました。
暑い日差しの下でささっと水彩画を仕上げました。

 

ラベンダー薫る風に乗って、南仏を周る旅【夢見るパリ】
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修道院の中庭はたくさんのお花が植えられています。柱の装飾は全部違って面白い。

 

ラベンダー薫る風に乗って、南仏を周る旅【夢見るパリ】
出典 FUDGE.jp

最後はシャトー ラコストがある小さい村に寄りました。
マルキ ド サドが住んでいたお城で廃墟のようになっていましたがお城からの眺めが最高。紫色の絨毯、ラベンダー畑が見渡せました。

ヴァカンス前とあって人はそこまで多くなく、気温も25度前後で旅行するには最高の時期です。
ラベンダーが見れるのは6月中旬から7月前半にかけて。この辺りは本当に魅力的な小さな村(エクス・アン・プロヴァンス、ルシヨン、ボニュー、ルールマラン、、など書ききれないほど)多いので、レンタカーで周遊するのがおすすめです。

 

text:竹内 仁海

ラベンダー薫る風に乗って、南仏を周る旅【夢見るパリ】
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パリ在住13年目。
イタリア人の夫とパリ4区にあるカリグラフィー専門店 “メロディ グラフィック”を経営する傍らカリグラファーとして活躍。結婚式やパーティ、パリコレの招待状や宛名書き、メッセージの代筆、ロゴ制作、フランス映画・コマーシャルの演出アイテムとしてカリグラフィーを担当。
パリから“暮らしの美学”をお届けします。

Instagram:@melodiesgraphiques

 

 

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