【美容師おすすめ】市販トリートメント15選！選び方＆正しいトリートメント方法を解説

美しく健やかな髪を育てるためにはトリートメントにこだわりたい。けれども、種類豊富な市販のトリートメントの中からどれを選ぶのがいいのか悩みますよね。今回は美容師さんにトリートメントの選び方についてアドバイスいただき、美容師目線で選ぶおすすめの市販トリートメントを教えてもらいました。

教えてくれるのはVioletの副店長 若井友紀さん

表参道に店を構えるViolet副店長。ノーセットでもキマるヘアアレンジが得意。「大人韓国ヘアはお任せください！」

美容師に聞いたトリートメントの選び方

髪質や太さによって選ぶ

細くてベタッとしやすい方は、サラサラタイプを。太くて広がりやすい方は、しっとりタイプと表記されているものを選びましょう。

浸透力で選ぶ

浸透力の1番高いトリートメントはミストタイプ、その次にミルク、オイルの順番です。ジェルタイプは、ミルクとオイルの“いいとこ取り”といった位置づけになります。どれか1つを付けてもいいですし、髪のダメージに合わせてミスト→ミルク→オイルの順番で2～3種類付けるのもおすすめです。なお、アウトバスタイプは濡れた髪に付けるのが1番髪に浸透します。

シーンで選ぶ

お出かけ前に乾いた髪に使うのであれば、オイルタイプがおすすめ。ただ、ケアを重視したトリートメントオイルは揮発性があり持続しないので、ウェットな質感を持続させたい場合はスタイリング用のオイルを使うのがベターです。
アイロンやコテをよく使う人は、ヒートリペア効果のあるアウトバストリートメントを使うと髪を熱ダメージから守ってくれます。

成分で選ぶ

成分表を確認して選ぶと失敗しにくいです。
ダメージ修復が期待できる成分：加水分解ケラチン、加水分解コラーゲン、加水分解シルク
また、髪の毛は18種類のアミノ酸と呼ばれるたんぱく質でできているので。グルタミン酸、アスパラギン酸、アルギニン、リジン、シスチンなどの成分が入っているトリートメントがよりおすすめです。

美容師に聞いた！おすすめの市販トリートメント（インバス編）

次にインバスで使うおすすめの市販トリートメントを美容師さんに教えてもらいました。

①シナジー｜ピースピュアトリートメント

サロンの髪質改善トリートメントに配合されている成分が入っており、ダメージが気になる方におすすめ。ワンランク上の皮膜とツヤ感を約束。

②ロクシタン｜ファイブハーブス ディープモイスチャライジングヘアマスク

ダメージを集中補修ケアする、5つのエッセンシャルオイル配合のヘアマスク。うねり、広がりを抑制しながらダメージケアしてくれるアイテム。アロマティックハーブの香りも癒し。

③いち髪｜プレミアムラッピングマスク

ダメージやパサつきのある髪もしっとり艶髪に仕上げてくれます。ホットタオルをしているかのような仕上がりのヘアエステ体験が自宅でできる。洗い流す瞬間、いつもと違うと感じるはず。 髪のシルエットが変わり、思わず髪を下ろしたくなる髪へ。

④シカホリック｜エアリーモイスチャーリペア濃縮トリートメント

再生効果のあるCICA成分、補修効果のあるプレックス成分配合でサラサラタイプでも重くならずまとまる髪になります。エアリーモイスチャーリペアは、乾燥で広がる髪を落ち着かせきちんとまとまるふわ髪へと導く。ロフトなどでも購入可。

⑤DHC｜しっとりうるおうトリートメントEX

ヘアカラー褪色抑制成分配合。ひどく傷んだ髪を芯から集中補修して本来の髪へ導く。保湿しながらダメージケアもできます。やわらかに甘い「スイートブロッサム」の香り。

⑥ラサーナ｜プレミオールトリートメント

オーガニック認証を受けた4つの植物から抽出したオイルがブレンドされ、ダメージ、パサつきのある髪も柔らかくサラサラになります。

⑦ダイアン｜エクストラダメージリペアトリートメント

オーガニックアルガンオイル(*1)と独自のビューティーケラチン処方でダメージを補修。ダメージでパサつきや広がりが気になる髪におすすめです。*1 アルガニアスピノサ核油（保湿成分）

⑧ボタニスト｜ボタニカルダメージケアRB

枝毛・切れ毛が気になる方におすすめなのが「ボタニスト ボタニカルダメージケアRB」。キューティクルを整え艶のある髪に、サラサラに仕上がります。柔らかく艶やかなピオニーとベリーの香り。

美容師に聞いた！おすすめの市販トリートメント（アウトバス編）

ヘアセットなどお出かけ前や寝る前に付けるのにおすすめの市販トリートメントをご紹介します。

①資生堂｜サブリミック ワンダーシールド

ミストタイプ。水道水、紫外線、花粉、タバコのニオイなど外的ダメージから守り、ダメージで絡まりやすい髪もサラサラになります。濡れた髪をすばやく乾かします。

②リトルサイエンティスト｜リケラエマルジョン

ミルクタイプ。少量（パール1〜2粒ほど）をアウトバスとして。インバスとしても使用可能。ゴワつきや広がりが気になる髪も滑らかにしっとりと仕上がります。

③ロクシタン｜ファイブハーブス リペアリングインテンシヴオイル

シリコンフリー。ダメージで絡まりやすい髪もサラサラに。小さめサイズなので、持ち運びしやすい。お試しにもおすすめ。

④いち髪｜和草ダメージリペアオイルセラム

オイルタイプ。日本の髪研究から生まれた和草のちからでダメージ補修&予防してくれるいち髪の「和草ダメージリペアオイルセラム」。ハイダメージの髪もしっとり仕上がります。重めが好きな方におすすめ。

⑤シナジー｜キュアオイル

オイルタイプ。ドライヤーの熱に反応してキューティクルを整えダメージ補修もしてくれます。指通りやまとまり等を実感しやすい髪質に。

⑥moremo ｜ヘアエッセンスディライトフルオイル

オイルタイプ。ヒートプロテクト成分配合のオイルタイプ。軽い仕上がりでベタつかないのにダメージを補修してくれます。ドライヤーの前後や乾燥が気になるときにおすすめ。

市販トリートメントの正しい使い方～インバスの場合

正しいトリートメントの付け方をインバスとアウトバスに分けて教えてもらいました。まずはお風呂でできるインバスのトリートメントの使い方をチェック！

STEP1 髪の毛の中間～毛先にトリートメントをなじませる

シャンプー後しっかりと水気を切ってから髪の毛の中間～毛先にトリートメントをなじませます。

STEP2 残ったトリートメントを根元になじませる

手に残ったトリートメントを頭皮に付かないように根元あたりまでなじませます。ベタッとしやすい方は省いてもOK。

STEP3 粗目のブラシやコームで全体をとかす

毛先は指や手の平で挟むようにして上から下にキューティクルを整えるように馴染ませます。

STEP4 浸透させる

写真のように手のひらや指で髪を優しくプレスしながら毛先に向かって滑らせると、トリートメントをより浸透させながらキューティクルを整えられます。アイテムによって時間を置いて浸透させます。

STEP5 しっかりと洗い流す

市販トリートメントの正しい使い方～アウトバスの場合

続いてアウトバスのトリートメントの正しい手順を教えてもらいました。

STEP1 しっかりとタオルドライした髪の中間～毛先になじませる

複数タイプ付ける場合はミスト→ミルク→オイルの順番になじませるのがポイント！

STEP2 粗いブラシやコームで全体を溶かす

STEP3 ドライヤーで乾かす

もう一度タオルでパンパンと挟むようにして水気を取ってドライヤーで乾かします。

STEP4 オイルトリートメントはドライヤー後に

ドライヤーで乾かした後、再度少量のオイルタイプトリートメントをつけると、髪表面のキューティクルの保護とツヤ感がプラスされます。なお、細毛の髪質の方、ペタッとしやすい方はオイルトリートメントを付けないほうが仕上がりがキレイです。

市販トリートメントの選び方次第で効率よく美髪になれる

オイルやミストなど市販トリートメントの種類によって、少しずつ良さが異なります。複数買いして、そのときの髪質や髪のダメージなどによって選び方や付ける方法を変えてみるのもおすすめです。市販のトリートメント選びの参考にしてみてください。

今回ご協力いただいたサロン

Violet(バイオレット)

住所：東京都港区南青山５－１０－１ H2 AOYAMA BLDG.3F
時間：月、水、木11:00〜20:00、金12:00〜21:00、土日祝日 10:00～19:00
定休日：毎週火曜日
TEL：03-5778-9646