親から贈る卒団式のメッセージ例文集 子供やコーチへの例文も紹介

卒団生を送る大切な行事である卒団式。
今までお世話になったコーチへの挨拶や、卒団生へのメッセージは欠かせません。
本記事では、少年野球や少年サッカーの卒団式で、親から贈るメッセージ例文を紹介。

親から卒団生の子へのメッセージ例文や、親からコーチへの感謝の言葉の例文を考えてみました。
少年野球などのクラブにおける、卒団式のメッセージ・挨拶で悩んでいる親はぜひ参考にしてくださいね。

卒団式とは

卒団式とは、チームメンバーの卒業時に行う行事のこと。
少年野球や少年サッカーといった運動クラブで、小学校6年生の終わりごろに行われます。
新たな門出のお祝いと今までの感謝の気持ちを伝える大切な行事なので、親やコーチなども参加します。
この時、コーチからの挨拶や、卒団生からのメッセージ、親からコーチへの感謝の言葉などが述べられます。

卒団式の時に親からメッセージを贈る大切さ

卒団生の子へ、親からメッセージを贈る意味はあるのでしょうか。
メッセージは、子への愛情を伝える手段のひとつ。
少年野球や少年サッカーを通じて成長した部分や、これまでの頑張りを認めていることを伝えることができます。

さらに、将来の夢をサポートする言葉を添えることで、これからも親子で切磋琢磨してやっていきたい、という気持ちもアピールできますよ。

親から贈る卒団式のメッセージに使える言葉

親から贈る卒団式のメッセージに、何を書けば良いかわからない人も多いでしょう。
ここでは、メッセージを綴る時の言葉について解説します。

感謝の言葉

まず、必要なのは感謝の言葉です。
コーチへの挨拶はもちろん、卒団生である子へ感謝の言葉を添えるのもおすすめ。
応援することで自分も力が湧いてきた、ピンチで踏ん張る姿が私に勇気をくれた、とありがとうの気持ちを伝えましょう。

励ましの言葉

親から子へ励ましの言葉をもらうと、子供も気合が入ります。
少年野球で継続する力を身につけた自分に自信を持ってほしい、あなたには困難を乗り越える力がある、など。
いつも近くにいる親から伝えれば、高い壁に当たっても、心強い味方がいることを実感してくれますよ。

愛情を伝える言葉

親から卒団生である子へ、愛を伝える言葉を贈るのも良いでしょう。
あなたと過ごした時間は私の宝物です、どんなあなたでも愛しています、など。
深い愛情が伝わるメッセージを綴ることで、きっと子供の心にも響くはずです。

親から贈る卒団式のメッセージの書き方

ここでは、親から贈る卒団式のメッセージの書き方を紹介します。
子へのメッセージの書き方がわからない人は参考にしてください。

これまでのことを振り返る

まずは、これまでのことを振り返りましょう。
少年野球に入る前から卒団式が行われる今日まで、きっと親は、さまざまな思いで子供に寄り添ってきたはずです。
その時の気持ちを思い出して、卒団生やコーチへ何を伝えるか考えてみましょう。

印象的なエピソードを話す

振り返りとして、具体的なエピソードや印象に残っている出来事を話すのもおすすめ。
例えば、地区大会でどこそこまで行けたこと、あの時のホームランが流れを変えてくれたなど。
他にも、試合中にこんなことで怒られてきたよね、など笑いを交えながら話しても場が和みますよ。

優しい言葉づかいで書く

親から子へメッセージを綴る上で大切なのが、優しい言葉づかいで書くこと。
厳しくするのももちろん大切ですが、今までの努力や行動を認めてあげることで子供は自信がついてきます。
説教や反省はその都度するようにして、お祝いの場では優しく、労いや感謝の言葉を使いましょう。

正直な気持ちを綴る

卒団式のメッセージには、子への正直な気持ちを綴るのが大切。
恥ずかしいからとどこかで見たような言葉を綴るのではなく、親の心の中を明かすことで子供との信頼を築くことができます。
ただし、正直な気持ちといっても、悪いことを書くのはやめましょう。

子供の成長や努力を褒める

卒団生である子へのメッセージでは、子供の成長や努力を褒めてあげましょう。
少年野球に入ってこんなことができるようになった、希望のポジションを任せてもらえるようになった、など。
ぜひ子供を賞賛する言葉を贈ってくださいね。

応援やサポートの言葉を添える

最後に、応援やサポートの言葉を添えるのも忘れずに。
例えば、これからどんなことがあってもあなたを応援する、これからも近くでサポートさせて欲しい、など。
きっと、将来起こるさまざまな出来事にも立ち向かっていける、はなむけの言葉となるはずです。

【短文】親から卒団生に贈る卒団式のメッセージ例文

ここでは親から卒団生に贈る、短い卒団式のメッセージ例文を紹介します。
親からの一言メッセージを求められた時のために考えておきましょう。

• 卒団おめでとう。
  ここまで心も体も成長して、大きくなった姿が誇らしいです。
  これからもたくさんのことを学んで素敵な人になってください。

• 卒団おめでとうございます。
  今思うと、〇〇の試合を応援するたびにこちらが勇気や力をもらえた気がします。
  今までありがとう。

• 〇〇、卒団おめでとう。
  パパ(ママ)しかいないからと、家で自主練相手にしてくれたことも実は嬉しかったよ。
  楽しい時間を本当にありがとう。

• 卒団おめでとう。
  少年サッカーをはじめる前と比べると、驚くほど成長しましたね。
  私はこれからも、陰ながら〇〇の活躍を祈っています。

【長文】親から卒団生に贈る卒団式のメッセージ例文

次に、親から卒団生に贈る長文の卒団式メッセージ例文。
親からの挨拶の時はもちろん、個人的に手紙を書いてあげるのもおすすめですよ。

• 〇〇、卒団おめでとう。
  ついこの前少年野球に入ったと思ったら、すぐにこの日がやってきました。
  あの頃からびっくりするほど成長して、私はとても嬉しいです。
  これからも、支えてくれる周りの人たちに感謝してあなたらしい道を歩いてください。

• 〇〇、卒団おめでとうございます。
  〇〇が少年サッカーをはじめてもう○年。
  一時期、練習に行きたくないと部屋から出てこないときもあったね。
  それでも頑張って続けてきたから、今の〇〇があるよ。
  持ち前の根性と忍耐力で、これからの学生生活も乗り越えてください。

• 下級生の頃友達に誘われてはじめた少年野球。
  はじめて出た試合で負けて泣いている姿を見て、私も思わず涙が出たなあ。
  でも、そこからたくさん頑張って県選抜に入れたことは、あなたの努力の賜物です。
  この経験はきっと、これからの人生で役に立つよ。
  本当に卒団おめでとう。

• この度は、卒団おめでとうございます。
  はじめて県大会に出場できた喜びを、まるで昨日のことのように覚えています。
  1回戦負けで、出場もそれっきりだったけど、私にとってはとても感動的で思い出に残る試合でした。
  これからも、大切な仲間と一緒に楽しくサッカーを続けてね。

親からコーチへ贈るお礼のメッセージ例文

親からコーチへ贈るお礼のメッセージ例文を考えました。
親からの挨拶で、コーチに感謝の気持ちを伝えたい人は参考にしてくださいね。

• コーチ、今まで本当にありがとうございました。
  監督やコーチのご指導のおかげで、子供たちは無事卒団することができました。
  教えられてきたことや今までの経験を活かして、これからも素直に成長して欲しいと願っています。
  これからも応援しています。

• 監督・コーチの時に厳しく、時に温かいご指導で子供たちはここまで成長できました。
  そして、私たち親もたくさんのことを気付かされたように思います。
  これからも、新チームの更なるご活躍を心から応援しています。
  今まで本当にありがとうございました。

• 監督・コーチ、並びに関係者のみなさま。
  この度は卒団の指揮を開催していただき、誠にありがとうございます。
  ここまでチームが強くなれたのは、監督やコーチの力あってこそです。
  子供たちは卒団しますが、機会があればこれまでと変わらぬご指導、ご鞭撻を頂けますよう何卒よろしくお願いいたします。

まとめ

ここまで、親から子へ贈る卒団式のメッセージ例文、コーチへの挨拶の例文を紹介しました。
卒団式のメッセージは、今までの思い出やこれからの希望が感じられる言葉を贈るのが大切です。
コーチへの挨拶では、感謝の気持ちを忘れずに伝えましょう。