これは、幼稚園受験をきっかけに、息子・ぴよちゃんの発達障害と向き合うことになったうさ子さん家族のお話です。ママ友から、子どもが3歳児健診で発達障害だと言われたことを打ち明けられ、うさ子さんは息子にも当てはまることが多いことに気付きます。さらに保育園の個別面談でも、今後進学していくにつれての懸念を告げれてしまったのです。うさ子さんは息子のサポート体制を考えなければと決意。うさ子さんは保育園やかかりつけ小児科医などから得られた情報を吟味して、ひとつの幼稚園を見学してみることにします。加配は難しいものの、子どもの特性に対して柔軟に対応してくれそうなことから、第一候補の幼稚園にすることを決めました。
やばい!ついやっちゃった…
入園願書提出日の幼稚園には、私たちと同じように入園を希望する親子がたくさん訪れていました。
会場では息子も興奮気味で……?
※「18番」⇒「17番」
※「お話し聞かせて」⇒「お話聞かせて」
この幼稚園では、面接は全部で3回。
うち2回は子どもだけが呼び出され、折り紙やぬり絵をしたようでした。
その後の親子面談はなぜかうさ子さん親子は最後に呼ばれることに。
このときうさ子さんたちが幼稚園にきてから、すでに2時間が経過していました。
息子の不機嫌をなんとかなだめながら面談室へ入るも、やはり息子はかんしゃくを起こします。その姿に、見学では歓迎してくれていた園長先生も「入園が厳しいかもしれない」とポロリ。
焦ったうさ子さんはつい息子に「お話ししないと幼稚園で遊べないよ」と言ってしまったのでした。
子どもに対して言ってはいけないとわかっていても、焦ってしまうとつい言葉が出てしまうこともありますよね。うさ子さんだけでなく、どんな親でも「この声かけをしてはまずかった!」と後悔してしまう瞬間はあるのではないでしょうか。
口にしてしまった言葉は無かったことにはできませんが、その後しっかりフォローしてあげることが大切かもしれませんね。
著者:マンガ家・イラストレーター ばにらうさ子
ベビーカレンダー編集部