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【医師に教わる口ゆすぎ】「口臭・ドライマウス対策」にドラム式口ゆすぎ! 菌汚れを洗い流してサラサラの唾液をキープ

  • 2024.7.19

女性ホルモンの低下とともに起きる唾液の分泌低下。唾液が減ると口腔内の衛生状況が悪くなり、口臭や歯周病の悪化、さらには全身の健康まで脅かすことにもなります。肌と同様に、口の中も潤いを与えるための保湿ケアは欠かせません。今回は口もと美容のエキスパート・石井さとこ先生から、口臭・ドライマウス対策につながる「ドラム式口ゆすぎ」の方法を教えてもらいましょう。

【教えてくれるのは】

石井さとこ先生

歯科医師・口もと美容スペシャリスト。女性歯科医師ならではの歯と体を美しく保つための生活習慣法からエクササイズまで定評がある。著書に『マスクしたまま30秒!! マスク老け撃退顔トレ』(集英社)ほか。

歯磨きできない日中は「ドラム式口ゆすぎ」で唾液サラサラ

「口内の菌は1000~6000億個。歯磨きしないと1兆個にも達します。唾液が出ていたら菌は減らせますが、歯磨きができない時は水でゆすぎながら縦横に動かす“ドラム式口ゆすぎ”を! 食後8時間を過ぎると、菌が急激に増殖するので、その前に汚れを流しましょう」(石井先生)

STEP1 口内で音が出る強さでゆすぐ!

キャップまたはおちょこ1杯分の水を口に含む
まずはキャップまたはおちょこ1杯分(約20mL)の水を口に含みます。水の量は目安なので、厳密でなく大体でOK。

唇まわりを動かし洗濯機のように少量の水を回す
ドラム式洗濯機のように、少量の水を動かしながら口の中をゆすいでいく。まずは右回りに水がゆっくり移動するように3~4周水を回す。

右回りが終わったら左回りも同様に水を回す
右回りと同様に3周ほど左回りに水を回し水を捨てる。食べ物が残りやすい唇の裏がすっきりキレイに。表情筋のエクササイズにもなる。

STEP2 少量の水を3回に分けて注水!

右左交互に水を移動させ粘膜に潜った汚れを落とす
水を口に含んだら、次はゆっくり右左交互にくちゅくちゅと音を立てながら水を移動させる。丁寧にやると、粘膜に潜っている汚れも取れる。

右左5往復ぐらい10秒間を目安に続ける
丁寧に右左をゆすぐようにくちゅくちゅを5往復程度(10秒間)続ける。一度、口に含んだ水を捨てる。

STEP3 強めにたたき洗いして!

舌を上あごにつけるようにタンタンと音を鳴らす
3回目の水を含み、舌を上あごにつけてたたき洗いの準備を。写真はわかりやすいよう口を開いているが実際は口を閉じて舌を上あごにつける。

10秒間、たたき洗い終わったら水を捨てる
舌を上下にタンタンと音がするように動かす。10秒間続けて、最後は水とともに汚れや菌を吐き出して、終了。口の渇きを感じたらいつでも行う。


撮影=八木淳〈SIGNO〉 スタイリング=安竹一未〈kili office〉 ヘア&メイク=面下伸一〈FACCIA〉 モデル=怜花 取材・文=橋本優香 ※GLOW2024年7月号を再編集

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