【MLB】無傷の“怪物右腕”スキーンズが新人でパワーランキング頂点に　「リーグトップクラス」と公式絶賛

MLB公式サイトは18日（日本時間19日）、有識者の投票による最新の「投手パワーランキング」を発表。パイレーツの怪物右腕ポール・スキーンズ投手が、初のナンバーワンに選ばれた。今季5月11日（同12日）にメジャーデビューを果たしたルーキーは、11先発で6勝負けなし。防御率1.90と鮮烈な活躍を続けている。

■マイナーからナンバーワンへ

わずか11登板でトップ選出となったスキーンズは、平均球速99.1マイル（約159.4キロ）のフォーシームを軸に、「スプリンカー」と呼ばれる鋭く落ちる決め球シンカーで奪三振を量産。右打者には横へ大きく逃げるスライダーも駆使するなど、22歳とは思えない落ち着いたマウンド捌きで打者を圧倒している。
11日（同12日）のブルワーズ戦では、7回無安打11奪三振の快投。初選出となった16日（同17日）のオールスターゲームではナ・リーグの先発投手を務め、ア・リーグの強力打線を1回無失点に封じてみせた。記事では「新人王最有力候補であり、リーグトップ投手のひとりとして地位を確立した」と、傑出したポテンシャルを持つスキーンズを絶賛している。
また、タイガースのタリク・スクバル投手が2位、ホワイトソックスのギャレット・クロシェ投手は5位とトレードデッドラインで注目の左腕ふたりも上位に選ばれた。

公式の最新パワーランキング 投手部門

1位：ポール・スキーンズ（パイレーツ）
2位：タリク・スクバル（タイガース）
3位：クリス・セール（ブレーブス）
4位：コービン・バーンズ（オリオールズ）
5位：ギャレット・クロシェ（ホワイトソックス）
6位：セス・ルーゴ（ロイヤルズ）
7位：ザック・ウィーラー（フィリーズ）
8位：コール・ラガンズ（ロイヤルズ）
9位：タナー・ハウク（レッドソックス）
10位：ローガン・ギルバート（マリナーズ）