10年前と比べると、スマホやSNSの普及に温暖化など、日常生活のなかにもかなり変化が見られますよね。その影響は、子どもたちで溢れる学校現場にも出ているようで……。
筆者の友人から聞いた、最近の学校行事に関するお話をご紹介します。
今年息子が小学1年生に
私は1人息子を育てるワーママです。
今年、息子は小学生になりました。
保育園とは違い、戸惑う姿もたくさん見られたものの、毎日楽しそうに学校であった話をしてくれるのが夜の楽しみで。
先日は、初めて息子の授業参観に行きました。
ほかのお友達とともに、一生懸命手を挙げる息子の姿に思わず泣きそうに!
『こんなにも大きくなったんだなあ』と、ついしみじみしてしまいました。
保護者会で……
その後、授業は楽しい雰囲気のまま終わり、息子は児童館へ。
私たち保護者だけが残り、先生とともに初めてしっかりと顔合わせの会がスタートしました。
とはいえ、保育園から一緒だったママ友も何人かいて、終始ほっこりムード。
そんななか、1年間の行事を確認していると、びっくりすることが!
今や運動会は『夏』!?
「え、今は夏なの!?」
「私たちのころは秋じゃなかった?」
そのとき初めて知ったのですが、小学校の一大イベントである運動会が、夏に予定されていたのです!
そこで先生に確認すると、これまで運動会は秋に行う学校が多かったものの、最近は初夏に行うケースが増えているとのこと。
秋は台風などの影響で中止や延期になったり、残暑が長引いて熱中症になる危険性があるからと知りました。
時代の変化にびっくりした
しかし、初夏であれば比較的天気も安定しているうえに、それほどまだ暑くはありません。
また、児童の体調面はもちろん、教師や保護者の負担も考慮されるようになったのだとか。
別の小学校では、運動会を2日間などに分けて午前中で終わることもあるそう。
そのため、昔のようにお弁当を持っていく必要もない、というのです。
もちろん秋に運動会をする学校もありますが、『今の時代は昔と比べて気温変動も激しく、その分子どもたちの学校行事にも変化があるんだな』と保護者はみんな一同納得。
とはいえ、時代の変化に思わず驚いてしまった出来事でした。
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
ltnライター:一瀬あい