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「私が進めておきますよ」やる気に満ち溢れた姿|ヤバイ隣人と弁護士ざたになった話

  • 2024.7.18

住まいを決める際、どんなことに気をつけるでしょうか。築年数や設備の充実さ、利便性などさまざまなポイントがありますが、それらと同じくらい大事になるのがどんな隣人が住んでいるかということではないでしょうか。この漫画の主人公・佐藤さんは夢だった高級マンションを購入し充実した日々を送っていました。ある時、エレベーターの入れ替えを隣人・灰田さんから提案された住人たち。灰田さんは「私が会社の人と相談して進めておきます」とやけに積極的な姿勢を見せます。人間まお(@ningenmao)さんによる『ヤバい隣人と弁護士ざたになった話』第8話をどうぞごらんください。

灰田さんからエレベーターの老朽化について話があり「気になっていた」という住人の声も。しかし、エレベーターを補修するにはそれなりにお金がかかりそうですよね。理事をしている住人が「見積もりをとったうえでみんなの意見を聞く」という提案をしますが、灰田さんはその言葉を遮ると「私が話を進めておきますよ」と言います。相談のために何度も集まるのが大変な住人にとっては灰田さんがある程度進めてくれればありがたい話ではありますね。佐藤さんも灰田さんがそこまでしてくれるなんて意外だと感じたようですね。

もう一つ、これまで理事役をしてくれていた住人が仕事の都合で転勤することになり、新たな理事を選ばなけばいけなくなりました。数人しか来ていない住人の中なから選ぶというのはなかなかハードルが高そうですが…一体誰になるのでしょうか。

隣人トラブルの恐ろしさを実感させられる作品

どんなに住まいを吟味しても、隣人まで選ぶことはできないからこそ住まい選びは難しいですよね。この漫画の主人公である佐藤さんは隣人・灰田さんが起こすトラブルに度々巻き込まれ、ついには弁護士を通して解決を図るものの改善することはなく、結局は住まいよりも自分の安全を考えて引越しを決意します。

こんなにも話の通じない隣人がいるのか…と驚くとともに、もし自分が佐藤さんの立場ならばと考えると思わずゾッとしてしまう内容です。困った隣人がいた場合、真正面から戦うのではなく、自分の心身の安全を一番に考えることが大事。ささいなトラブルをきっかけに大きな事件へ発展するケースもあるため、くれぐれも注意が必要です。

正論が通じない、会話にならないと感じる相手に出会ってしまう可能性は誰にでもあります。そんな時は1人ではなく周囲の力を借りながら対応した上で、場合によっては「逃げる」という選択をすることも必要だと、改めて考えさせられる作品です。

著者:こびと

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