1. トップ
  2. ライフスタイル
  3. 【渡していい?】病院の担当医師へのお礼相場を解説 マナーや迷惑かどうかも

【渡していい?】病院の担当医師へのお礼相場を解説 マナーや迷惑かどうかも

  • 2024.7.18

大きな手術や入院でお世話になった主治医や病院に、お礼の品物や心付けを贈りたいと考える人もいるでしょう。
しかし、謝礼はいくらが相場なのか、贈る品物は食べ物がいいのか商品券がいいのかなど不明点も多いものです。
また、そもそも謝礼を渡していいのか悩むのではないでしょうか。
この記事では、担当医師や病院にお礼を贈る際のマナーや相場はいくらなのか、お礼の選び方を紹介します。
ぜひ参考にしてください。

病院の担当医師にお礼を渡していい?

担当医師 お礼 相場
プレゼントコレクション precolle

主治医や病院にお礼を渡すことはできますが、お礼を受け取ってくれるかどうかは病院や医師によって違うというのが事実です。
日本医師会は医師の職業倫理指針(第3版)で、「医療人は患者から謝礼を受け取るべきではない」といった指針を示しています。
このことにより、原則として謝礼を渡しても受け取ってもらえないことも多いでしょう。
受け取るかどうかは病院によって異なったルールがあるため、事前の確認が重要です。

担当医師に心付けを渡してはいけないケース

担当医師 お礼 相場
プレゼントコレクション precolle

担当医師に対して、心付けを渡してはいけないケースもあります。
具体的にどのような場合に心付けや謝礼を渡してはいけないのかについて解説します。

担当医師が公務員

担当医師が公務員の場合、心付けを渡してはいけません。
公務員である医師に謝礼として商品券などの心付けを渡した場合、贈賄罪が課せられます。
また、受け取った側に対しても収賄罪か課せられるため、デメリットしかありません。
ただし、医師が公務員でない場合は基本的にお礼を受け取っても問題はないとされています。

病院が心付けを禁止している

公務員ではない場合であっても、病院が心付けを禁止しているというケースもあります。
病院によっては「医師への心付け等はご遠慮ください」といった張り紙がしてあることも。
厳しく制限をしている病院もあればお菓子等であれば受け取る病院もあるため、事前にお礼を受け取ってくれる病院かどうかを確認しておきましょう。

担当医師へのお礼の相場はいくら?

担当医師 お礼 相場
プレゼントコレクション precolle

主治医へお礼をするときの相場は、時と場合によって変化します。
「医師は謝礼を受け取るべきではない」という最近の風潮を考慮するなら、主治医が気軽に受け取れる3千円~5千円を予算相場として、品物を選ぶのがおすすめです。
ただし、手術や入院など命に関わることで病院や担当医師にお世話になった場合は、3万円〜5万円の心付けを渡す場合もあります。
いくらの予算にするかはその時の状況を考慮して決めましょう。

担当医師に心付けを渡す際のマナー

担当医師 お礼 相場
プレゼントコレクション precolle

病院の先生へ心付けを渡すときは、マナーに気をつけましょう。
渡すタイミングが悪かったりお礼として選んだ品物が心付けには不向きなものだったりということがないように、事前によく調べておくことが重要です。
また、フォーマルな贈り物にあたるため、のしをつけることも忘れないようにしてください。
感謝の気持ちを伝えるために、主治医に謝礼を渡すときは以下のポイントを押さえておきましょう。

無理に渡そうとしない

病院の先生へ心付けを渡すときは、丁寧な対応を心がけましょう。
相手の様子を見ずに渡したり、無理に渡したりすればせっかくのお礼の気持ちが台無しになってしまいます。
主治医や担当医師に断られたら無理強いせず、感謝の言葉だけを伝えるとよいでしょう。

渡すタイミング

医師にお礼を渡すタイミングは、退院の日が最適です。
手術前に心付けを渡さなかったからといって、医師の対応が変わるわけではありません。
また、主治医へお礼を渡すときは、周囲の人の目がないところで渡しましょう。
人前では気を遣わせてしまう可能性があるためです。

のしの選び方

お礼の品物には金額がいくらかに関わらずのしをつけましょう。
のしの選び方ですが、お礼の際は「紅白・蝶結び」を選んでください。
これは一般的なお礼の品を贈る時に使う形です。
水引の上の表書きには「御礼」と記載し、下には送り主の名前を記載します。

担当医師へのお礼の選び方

担当医師 お礼 相場
プレゼントコレクション precolle

担当医師へのお例の選び方のポイントについて紹介します。
お世話になった病院の先生へ謝礼として渡すのは適していないものもあります。
知識不足でマナー違反をすることがないようにしておきましょう。

商品券や現金はNG

担当医師へのお礼として商品券や現金を渡すのは避けましょう。
商品券は現金と同じ扱いになります。
商品券などを担当の先生へ渡し、謝礼を受け取ったことがバレた場合に、医師側が上司から注意を受けることになるでしょう。
他の患者さんからも、特別優遇を受けているのではないかという疑念を抱かれる恐れもあります。

おすすめは分け合えるお菓子

手術等でお世話になった先生へお礼をわたすときにおすすめなのがお菓子です。
また、一口サイズで小分けになっているものであれば病院内の他の先生や職員と分け合うことができます。
お菓子であれば予算相場内で購入でき、商品券や現金に比べて受け取る側も気軽に受け取れるというメリットがあります。

まとめ

手術などでお世話になった主治医や病院へのお礼相場はいくらなのかや、マナー、おすすめの品について解説しました。
最近では病院がお礼を受け取ることを禁止しているところも増えています。
現金や商品券を渡すことは控えて、医師が負担に感じず快く受け取れるお菓子などの品物をお礼として選びましょう。
また、渡す際は強引に渡すことのないよう注意。
そうすればあなたの感謝の気持ちがきっと伝わりますよ。

元記事で読む
の記事をもっとみる