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深みのある酸味が際立つ"りんごジャム"

  • 2024.7.18

りんごのジャムは、パンに塗っても、ヨーグルトに入れても、料理に使っても美味しい万能なジャムです。手づくりの美味しさを堪能しましょう!香りがフレッシュなフルーツジャムのつくり方を料理研究家の大庭英子さんに教えてもらいました。

深みのある酸味が際立つ"りんごジャム"

■“りんごジャム”のつくり方

多くの種類が出回っているりんごのなかでも、ジャムには断然「紅玉」がお薦めです。程よい酸味が、ジャムの甘味をますます引き立てます。


◇材料 (つくりやすい分量)

紅玉:正味1kg
グラニュー糖:600~700g
レモン汁:1/2カップ


(1)下ごしらえ
りんごは皮をよく洗って水気を拭き、薄く皮をむく。後で扱いやすいようにへたのところからぐるぐると長くむいていく。

下ごしらえ
下ごしらえ

(2)カットする
縦4等分にして芯を取り除き、厚さ8mm~1cmに切る。

カットする
カットする

(3)グラニュー糖を加える
鍋にりんご、りんごの皮(赤い部分)を入れてグラニュー糖をふり入れ、全体にからめる。

グラニュー糖を加える
グラニュー糖を加える

(4)果汁が出るまで置く
4~8時間おく。浸透圧でりんごの果汁が出て、グラニュー糖が溶ける。十分に水分があると、焦げつかずに一気に煮詰めることができる。底にグラニュー糖が固まっているので、底から混ぜて中火にかける。

果汁が出るまで置く
果汁が出るまで置く

(5)煮る
煮立ってきたら火をやや弱めてアクを取り、蓋をして15~20分、りんごがやわらかくなるまで煮たら、皮を取り出す。

煮る
煮る

(6)仕上げ
レモン汁を加えて混ぜ、5分ほど煮詰める。

仕上げ
仕上げ
完成
完成

――教える人

「大庭英子 料理研究家」

シンプルながら失敗なくつくれるレシピに定評がある料理研究家。特別な素材、調味料は使わず、余分な手間はそぎ落とした“引き算の料理”が身上。しみじみとおいしく、何度もつくりたくなる料理ばかりです。


この記事は『技あり!dancyu パン』に掲載したものです。

文:中村裕子 写真:原ヒデトシ

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