ミニ丈デニム×ラバーブーツで美脚を演出
6月26日から30日(現地時間)にイギリスで開催された世界有数の野外音楽フェスであるグラストンベリー・フェスティバル2024の来場者には、ミニ丈のデニムをラフに着こなすセレブたちの姿が目立った。
モデルのハナ・クロスは、ヴィンテージ風デニムのミニ丈スカートに、リラックス感のある大きめサイズのジャケットとル・シャモー(LE CHAMEAU)のロングラバーブーツを合わせて美脚を強調。レオパード柄のベルトをさりげなく覗かせてY2Kのアクセントを効かせれば、シンプルなカジュアルスタイルとも差がつく。
ボーホースタイルはアクセ使いが鍵
カーラ・デルヴィーニュとアニャ・テイラー=ジョイのリンクコーデをキャッチ。カーラは、ミュウミュウ(MIU MIU)のチェックシャツにダメージの入ったデニムショーツ、ブラウンのソレル(SOREL)のシューズをミックスした。一方のアニャは、ラバンヌ(RABANNE)のゴールドトップでセクシーに。今シーズンのビッグトレンドでもあるボーホーのムードは、ネックレスやベルトなどのアクセ使いで取り入れるのが正解。
通好みのシューズを合わせて上級者をアピール
エミリー・ラタコウスキーのデニムを取り入れたオフスタイルもフェスファッションの参考に。ニットとシースルーがドッキングしたクロップドトップスとデニムのハーフパンツに合わせていたのは、オークリー(OAKLEY)のスニーカー。フェスでの足もとと言えば、レインブーツやアディダス(ADIDAS)の「サンバ」が定番人気だが、コム デ ギャルソン(Comme des Garçons)やブレインデッド(BRAIN DEAD)とのコラボで話題を集め、アウトドアシーンとも相性の良いオークリーというチョイスは、意外性が狙えて個性をアピールできる。爽やかなブルーのデニムパンツとの相性も抜群だ。
人気のワイドデニムで、ストリートなフェススタイルに挑戦
2025年春夏パリ・メンズ・ファッションウィークのオフランウェイでは、大胆な加工が施されたフルレングスのワイドジーンズが目立った。ドローコードのついたカーゴデニムと、キーチェーンなどがだまし絵風にプリントされたアクネ ストゥディオズ(ACNE STUDIOS)のデニムは、どちらもインパクトが狙える主役級アイテム。シンプルなクロップド丈のトップスを合わせるだけで、フェスやアウトドアシーンでも快適ながら主張のある着こなしが完成する。
Photos: Getty Images Text: Reona Kondo