【初登場！あのちゃん】ベッドは女のコの秘密基地である。

音楽活動やTV出演など大活躍のあのちゃん。独特の存在感で魅了する彼女とLiLyさんが紡ぐ言葉、夢のコラボが実現。

そう、今日はオフでね、1日中ベッドの上にいて、自分のことを大切に抱いてあげたんだ。

はい、クイズです♡
大ッ好きな曲をたった1週間で大ッ嫌いになれる唯一にしてもっとも効果的な方法は？

毎朝のアラーム音に設定すること。

そう思わない？感じたことない？あなたもあるでしょう？

ベッドの中で自由にむさぼっていた欲望を何者かにさまたげられること

なにより苦痛に感じない？

なら、天国の作り方だって簡単だよね。

自分のベッドを世界で一番のパワースポットにする方法。

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step 1オフの日を自分に手作りしてあげる。

オトナになって初めてわかった。完全なオフの日って自然にはやってこない。
意識して、したいこと以外しないと決めるの。

じゃなきゃ、ちょっとやりたくないけどしなきゃいけないかも……ってことを
ついつい、やっちゃう自分がいない？

意外と、真面目だよね、人間って。

だからね、まずは1日、それをやめるの。
絶対に己の欲望に従ってしまうの。

アラームなんかかけない。
睡眠を欲しいだけむさぼるの。

でね、起きたらそのままベッドの上で大好きな曲を、
耳が喜ぶボリュームで聴きたくなくなるまで聴き続けるの。

誰にも邪魔させないよ。

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step 2睡眠欲の次は食欲をたっぷり満たしてあげる。

時計なんかみない。いつが昼とか関係ない。
お腹がすいたら食べる時間。

食べたいものを出前して、ベッドの上で食べてやれ。

「自分の心の声をきく」ってむずかしそうって思ってたけど、
本当はこういうことなんじゃない？

欲望にしたがうこと。したいことをすること。

シンプルだよね、ご機嫌になってくる。

たっぷり眠っていっぱい食べたら
自然と元気がでてくるよ。

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step 3明日の可愛い自分を夜のうちに仕込んであげる。

不思議だよね。

誰にも邪魔させないってラインの通知もオフにして
今日を自分だけのために丸々使ってあげたら、
明日は誰かに会いたくなる。

うん、どうせなら会った瞬間、
相手に可愛いって思われる自分がいいな。

キャンドルの香りに包まれて明日の自分のためにしてあげる
「ベッド内美容」って「儀式」みたい。

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女のコは、ベッドでよく泣く。

若い頃を思い出すと、本当によく泣いていた。
あのちゃんもよく泣きそう。
泣いている顔が色っぽそう。
それが私の彼女の、第一印象。

「ねえねえ、もし今うちらが死んだらなんで二人が一緒にいたの？って
死んだことよりビックリされそう」
初めて一緒に爆笑した話題がコレ。

「生きづらさ」とか「涙」とか「死」とか
それらを反転させるとそのまんま
「生きたい欲望」の強さがあらわになるね。

天才：あのちゃんの魅力は、そんな対極が共存しているところ。
繊細すぎて噛みつかれそうで、可愛くって賢くって儚くって強い。

あのちゃんは、私の娘によく似ている。
常に幸せを祈っている。

悲しみに浸って絶望する場所が自分のベッドなら、
心を許してハダカになれるそこをとことん自分だけの楽園にしてしまえ。

若い頃いっぱい泣いた女のコは
涙の数だけ幸せになれる。

自分自身の充電を、自分の手で、自分のベッドでできるように練習しておけば
もう大丈夫。

ううん、
大丈夫を超えて、無敵だよ♡

Bed in with…Me, myself and I.
休みの日には、自分を抱け。

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photo : SASU TEI［RETUNE Rep］
styling : MOMOMI KANDA
hair & make-up : URI
model : ANO
text : LiLy
cooperation : AWABEES,EASE
web edit : KIMIE WACHI［sweet web］

※記事の内容はsweet2024年7月号のものになります。
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