こんにちは。地域特派員のma-bonです。 今回ご紹介するのは、「飛山城史跡公園」です。
鎌倉時代に、宇都宮氏の有力な家臣である芳賀氏によって築かれた城で、国指定史跡となっています。 平成17年3月には史跡公園になりました。
広大な遺構は14ヘクタール
広い敷地内に様々な時代の遺構が点在しています。 散策にぴったりです。
駐車場から堀跡にかかった木橋を渡っていきます。
堅固な城であったことが伺える
飛山城は鬼怒川の段丘を利用して造られた城です。 北側・西側は鬼怒川、南側・東側は二重の堀によって守られています。 敷地内にはそこかしこに堀の跡があり、攻めるのが難しい城であっただろうと推察されます。
「古代竪穴建物」 9世紀の建物を復元したもので、のろしの番人の詰め所だったそうです。
「中世竪穴建物」 兵士の詰め所や貯蔵庫だったとみられています。
木立の中に建っているのは、「中世掘立柱建物」。 城主を守る将兵の詰め所だった建物です。
見晴らしポイントも
北崖からは那須連山が見られます。 西崖からは宇都宮市街地、日光連山が見られ、更には秋から冬の晴れた朝夕に富士山が見られることもあるそうです。
こちらは西崖からの眺め。 あいにくの梅雨空で山々は霞んでいましたが、宇都宮市街が見えました。
DATA
飛山城史跡公園
宇都宮市竹下町380−1
駐車場・トイレあり
※駐車場は17時で閉鎖