「結婚否定派」だった母が、娘の結婚によろこびをかみしめ…

結婚の報告をしたとき、母親の反応はどのようなものでしたか。結婚という人生で大きな選択をしたのですから、祝福をしてくれたらうれしいですよね。一方、反対されたり祝福されなかったりすると、つらい気持ちになることも。大人になっても親は親。とても近い存在だからこそ、娘の幸せを祝ってほしいと思うでしょう。今回ご紹介する作品は、高宮(@takamiya0501)さんが実際に経験した結婚報告のエピソード。『結婚報告をしたら母と険悪になった話』をご紹介します。

プロポーズを受けたあとに、最大の難関に気が付いた

高宮さんは、2年付き合っている恋人から念願のプロポーズを受けます。とてもうれしく、喜んでプロポーズを受けることにした高宮さん。

しかし、高宮さんには大きな課題がありました。それは親への結婚報告です。そこまで大きな障壁になる理由は、高宮さんの母が結婚否定派だということ。日頃の関係性はよいものの、結婚に関する価値観だけは母と折り合わなかったのです。

実母へ結婚報告をして大モメしてしまう

誰の同意もなく結婚できる大人とはいえ、結婚の報告をきちんと行い了承を得るということは、その後の関係性のためにも大切なことです。親への報告やあいさつに緊張した経験がある方もいるのではないでしょうか。

高宮さんの実母は結婚生活に苦労したことがあり、結婚に対していいイメージがありませんでした。娘には同じような苦労を味わってほしくないという親心からなのか、結婚に否定的な反応を見せ、親子は衝突してしまいます。

親の多くは「わが子には幸せになってほしい」と願うでしょう。この漫画に登場する高宮さんの母も、娘を尊重したいという思いと、心配する気持ちがせめぎ合い、複雑な感情になったのかもしれませんね。

本音でぶつかることも大切

高宮さんは大きな障壁を乗り越え、無事に母親から祝福の言葉を得られました。これで不安なくさわやかな気持ちで結婚に向かうことができます。

失言に反省しつつ、本音で親と向き合うことができたと感じる高宮さん。折り合いがつかないところ、理解しづらいところがあっても、今までの信頼関係で乗り越えられてよかったですね。

大切な家族からもらう、心からの「おめでとう」の尊さを、改めて感じられるお話です。

著者：ゆずプー