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<お義母さん、2万貸して!>専業主婦って超ヒマ……SNSで彩りを! 【まんが:嫁の気持ち】

  • 2024.7.17

私はサトカ、20代後半です。学生時代から「地味なタイプ」と揶揄されることの多かった私ですが、縁あって大企業に勤めるヨシハルと結婚することになりました。思いもかけず憧れの専業主婦になれてしまった私は、幸せな毎日をすごしていました。しかしなってみてわかったのですが、専業主婦って意外と暇なんです。世間ではそうでもないのかもしれませんが、家のことを完璧にこなしたいというこだわりもなく、ほどほどで満足してしまう私には時間が余りすぎてしまうのです。そんななか、私はネット上の世界に自分の居場所を見つけたのでした。

出典:select.mamastar.jp
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ヨシハルと結婚した当初は本当に幸せでした。大企業に勤めていて稼ぎもいいし、そのうえ優しい。家事だって協力してくれます。私は念願だった専業主婦ライフを堪能できることになりました。しかし幸せな気持ちというのは長くは続かないものなのでしょうか。専業主婦として同じような毎日を繰り返しているうちに、だんだん飽きてしまったのです。

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そんなある日、ヨシハルがなにやら袋を下げて帰ってきました。

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ヨシハルがプレゼントしてくれたのは、なんと某高級ブランドのバッグ。しかも限定モデルだったのです。これをさっそくSNSにあげると、今までとはうってかわって信じられないくらいの数のリアクションがきました。「いいね」はもちろんのこと、知らない人からの羨望のコメントもたくさんあります。
こんな経験初めてです。私は驚くとともに、鼓動が早くなるのを感じました。学生時代にあれだけ「地味子」とバカにされていたこの私が、スポットライトを浴びて羨ましがられている……これほど嬉しいことはありません。

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「地味子」とバカにされる学生時代を過ごしていた私。このまま地味な人生を歩むのかと思っていましたが、ヨシハルと結婚をして、専業主婦になるという憧れの生活を送ることになりました。
しかし夢見ていた生活とは違い、実際には毎日が退屈です。友だちもいなければ趣味もない、1日が終わるのがあまりに遅く、私は時間つぶしのためにもSNSを始めることにしました。
しかしブランドバッグをアップしたことで、私のSNSの使い方は一転します。私は自分の中にあった承認欲求に飲み込まれていったのでした。

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