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【デメリットは?】貼ってはがせる壁紙を解説! 失敗しない貼り方はある?

  • 2024.7.17

壁紙を変えて部屋の雰囲気を変えたい!

イエコレクション iecolle

部屋の雰囲気を変えたいときは、壁紙を貼りかえるのがおすすめ。
壁は面積が大きく大変ですが、一面だけや部分的に貼り替えてもおしゃれです。
ただし賃貸の場合、基本的に部屋の壁紙をはがして貼り替えることはできません。
元の壁紙の上から貼れる壁紙を貼る方法がおすすめですが、管理会社に確認してから行いましょう。

【DIYで】壁紙の上から貼れる壁紙はある?

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壁紙は元の壁紙をはがして貼るのが基本ですが、賃貸では壁紙の上から貼れる壁紙が便利です。
壁紙のタイプ別に特徴とメリットやデメリット、貼り方やDIYの注意点を解説します。

糊つきの壁紙

糊つきの壁紙は、裏面の保護シートをはがすだけで簡単に施工できます。
価格も比較的安く、色柄も豊富です。
専用の糊で接着するためはがれにくく、きれいな状態を保てます。
ただし、糊の水分を含むため重たく、破れやすいのがデメリット。
高い位置で作業するときは注意が必要です。
また、原状回復が難しいため、賃貸の模様替えには不向きです。

糊なしの壁紙(紙製)

紙製の糊なし壁紙は、軽くて扱いやすいのがメリット。
糊つきと比べて価格も安く、色柄も豊富です。
固定には専用糊やはがせる両面テープなどを使用しますが、準備に手間がかかります。
また、糊によってははがす際に糊が残りやすく原状回復も難しいです。
かといって両面テープを使うと壁紙が波打ったりはがれやすかったりします。

フリース壁紙(不織布)

フリース(不織布)壁紙とは、ポリエステルやセルロースなどの化学繊維を3次元に絡ませてつくられた壁紙です。
紙製の壁紙は湿気によってシワができやすいというデメリットがありますが、フリース壁紙は不織布なので湿気に強いのが特徴。
もうひとつのデメリットとして、フリース壁紙は海外製のものが多く、価格が高めという点が挙げられます。

シールタイプの壁紙

シールタイプの壁紙は幅が狭い商品が多く、扱いやすい点がメリットです。
ただし、貼り直しの際に壁紙同士がくっつきやすく、つなぎ目が目立ちます。
糊の粘着力が弱めで、長期間使用すると浮いたりはがれたりすることも。
はがす際に元の壁紙を傷つけたり、粘着部分が残ったりすることもあるため注意が必要です。

賃貸でも貼れる壁紙はある?

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貼ってはがせる壁紙であれば、原状回復が原則である賃貸物件での模様替えに向いています。
自力で原状回復できるとしても、リフォーム不可の物件の場合は壁紙の貼り替えはできません。
DIYで壁紙を貼り替えたい場合は、賃貸借契約書で確認するか、不動産会社に相談してみましょう。

貼ってはがせる壁紙のデメリット

メリットの多い貼ってはがせる壁紙ですが、失敗するケースもあります。
失敗を減らすために、施工の前にデメリットや対策も押さえておきましょう。

時間が経つとはがれる

貼ってはがせる壁紙は、原状回復をするときにはがしやすいよう、ほかの糊つき壁紙と比べて粘着力が弱めです。
そのため、時間が経つとはがれやすいのがデメリットです。
マスキングテープや両面テープなどで貼るタイプは特に、面ではなく点で留めるため、時間が経つとはがれやすいでしょう。

貼るのが難しい

貼ってはがせる壁紙は貼りやすいといわれますが、作業に慣れていない初心者にとっては難しいです。
また、シールタイプは貼り直しの際に壁紙同士がくっつきやすいため、専用糊を壁に塗る貼り方がおすすめ。
特に柄入りはズレやすく、失敗すると目立ちます。
また、コンセント周りなど細々した場所は貼りにくいです。

シワができる

壁紙を貼るときは気泡が入らないよう、空気を抜くようにしてシワを伸ばしながら貼ります。
しかし、特にシールタイプの貼ってはがせる壁紙は気泡やシワが入りやすいのが難点。
また、シールなので貼り直しが難しいというデメリットがあります。
適度に湿気があるとシワが伸びて貼りやすいため、雨の日に貼ったり、加湿器を使ったりするのもおすすめです。

原状回復できない可能性がある

貼ってはがせる壁紙は、「原状復帰ができる」「賃貸OK」と書かれた商品が多いですが、原状復帰できないケースもあります。
特に、マスキングテープや両面テープを使うと、はがすときに粘着部分が残る可能性があります。
可能であれば貼る前にサンプルを試し、貼った後もチェックしたり定期的に貼り直したりするとよいでしょう。

失敗しないための貼り方

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壁紙は貼り方やコツを押さえておくと、失敗を軽減できます。
DIYで失敗しないために、貼ってはがせる壁紙の貼り方や注意点を解説します。

貼る場所に注意する

貼ってはがせる壁紙を失敗なく貼るためには、貼る場所に注意が必要です。
一般的に壁紙は湿気をたくさん含むと浮きが生じやすく、はがれやすくなる傾向にあります。
貼ってはがせる壁紙は粘着力が弱いため、湿気の多い場所に貼るのは避けたほうがよいでしょう。
キッチンや洗面所などはビニール製やフリース壁など、水気に強い壁紙を選ぶとよいでしょう。

外せるものは外しておく

貼ってはがせる壁紙をDIYで貼る際は、施工しやすいよう、壁から外せるものは全て外します。
ポスターや画鋲などはもちろん、コンセント・スイッチのプレートもドライバーを使って外しておくと、仕上がりがきれいです。
カーテンレールやフックなど、施工の邪魔になりそうなものも外しましょう。

下地をきれいにする

壁紙の上から貼れる壁紙を重ね貼りする場合は、下地の拭き掃除をしておきましょう。
壁紙が破れたりめくれたりしている場合は、補修しておくと失敗を減らせます。
めくれや浮いている部分は接着剤などで補修し、壁紙が破れて下地が見えているところは、パテで埋めて平らにならすとよいでしょう。

上から貼っていく

壁紙の貼り方は、上から貼っていくのが基本です。
そうすることで作業中に剥がれ落ちてこず、しっかり貼れて失敗しにくいです。
シールタイプの貼ってはがせる壁紙の貼り方は、まず上の一部分だけはがして、仮止めして位置を定めます。
貼り方は、上から下に向かってシワにならないよう空気を抜きながら貼るとよいでしょう。

プロに依頼する手も

貼ってはがせる壁紙はDIYに向いていますが、部屋全体に施工する場合は面積が広いため、作業に手間も時間もかかります。
また、柄あわせが難しかったり、何度も貼り直すと糊の粘着力が落ちてうまく貼れず失敗することもあります。
部屋の雰囲気を変えたいけれどDIYに自信がないという人は、プロの業者に依頼するとよいでしょう。

まとめ

賃貸でもDIYで部屋の雰囲気を変えたい人におすすめな、貼ってはがせる壁紙。
この記事では、貼ってはがせる壁紙で失敗しないために、メリットやデメリット、貼り方や注意点などを解説しました。
この記事を参考にしてDIYでおしゃれに模様替えを楽しんでみてください。

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