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【合皮も】革靴のシワの伸ばし方 仕方ない?ダサい履きジワを取る方法

  • 2024.7.17

仕方ない?革靴に履きジワができる原因

イエコレクション iecolle

革靴は甲の部分、ちょうど足の指のつけ根あたりに履きジワができて気になる人も少なくないでしょう。
しかしこの履きジワは仕方ないもので、革靴を履いて歩くとどうしてもできてしまいます。
歩行時はつま先が地面についた状態でかかとをあげるため、革靴の甲が足の形に沿って屈曲し、履きジワになるのです。
これは自然な歩き方なので、履きジワができるのは仕方ないといえます。

合皮靴にもシワはできる?

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革靴の履きジワは本革だけでなく合皮にもできてしまい、これも素材の性質上仕方ないことです。
合皮は下地となる布の上にウレタンやポリエステルなどの樹脂を加工しており、2層になっています。
合皮が曲がると布と樹脂の層の隙間によってシワができやすくなります。
また、折り曲げすぎると布と樹脂が剥がれてしまう場合もあり、本革より履きジワが戻りにくいという性質もあるのです。

革靴のシワとひび割れの違いは?

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シワとひび割れには違いがあります。
まず、革靴のシワは履くとできるため仕方ないものです。
履きジワ自体は革の表面にできるので、革自体にダメージがあるというわけでもありません。
履きジワが気になる時は、シューキーパーなどで伸ばせば薄くすることもできます。
一方のひび割れは、シワとは違い革が乾燥したことによるもの。
革靴のケアを怠ることでひび割れすることがあり、これは修復も難しく、ひどくなると破れてしまう場合もあります。

革靴にできたダサい履きジワの伸ばし方

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革靴のダサい履きジワが気になった時のために、伸ばし方の方法を紹介します。
どのように伸ばしたらいいのか気になった際の参考にしてください。

シューキーパーを使う

シューキーパーは靴の型崩れ防止に役立つアイテム。
履いたあとはシューキーパーを入れておくと、履きジワができにくくなります。
木製のシューキーパーなら湿気も吸収するので、汗を吸った靴を乾かすのにも便利です。
また、できてしまったダサい履きジワは、革靴にクリームを伸ばしておき、シューキーパーを入れてじっくり乾かすことでシワ伸ばしができます。

スチームアイロンをかける

スチームアイロンでシワ伸ばしする場合は、まずハンカチなどの布を水で濡らして軽く絞り、革靴の履きジワの部分にかぶせます。
そして靴に水分を吸わせている間に靴の中に丸めた新聞紙を詰めてください。
この時、つま先までしっかり敷き詰めるのがポイントです。
その後スチームアイロンを2cmほど離して当てていき、ハンカチを外してタオルで水分を拭き取ります。
最後にクリームを塗って保湿すれば完了です。

ドライヤーの熱をあてる

ドライヤーの熱を使った履きジワの伸ばし方もあります。
ドライヤーを革靴から20cm以上離して熱風を当て、革を温めます。
その後クリームを履きジワの部分に塗ってシューキーパーを入れ、自然乾燥させましょう。
ドライヤーの熱によって革がやわらかくなるため、シューキーパーで内側から伸ばすことでシワ伸ばしに役立ちます。

革伸ばしスプレーを吹きつける

革伸ばしスプレーを使った履きジワの伸ばし方もあります。
革伸ばしスプレーには革をやわらかくする効果があるため、履きジワを改善するのに役立つでしょう。
やり方も簡単で、シューキーパーを入れてから革靴のシワが気になる部分にスプレーを吹きかけ、乾燥するまで置いておくだけ。
仕上げにクリームを塗って保湿すれば完了です。

革靴のシワを予防する方法

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革靴のシワはひどくなる前に予防するのがおすすめです。
日ごろの使い方や定期的な手入れで履きジワも目立ちにくくなるでしょう。
その方法を紹介します。

月に1回は定期的な手入れをする

革靴は定期的な手入れをすることで長持ちします。
月に1回はメンテナンスするように習慣づけて、革靴にダサいシワがつかないように気をつけましょう。
手入れのやり方は、靴用のクロスで乾拭きして靴の汚れを落とし、靴用クリームを塗るだけ。
クリームを塗ることで革に栄養を与えるので、シワがつきにくくなる効果があります。

革靴をローテーションしながら履く

靴は1日履いたら次の日は休ませるのがおすすめの使い方。
1日履いた靴は汗を吸っており、足の形に沿って革が伸びていることがあります。
1日休ませることで汗を乾燥させ、伸びた革も回復させるのに役立ちます。
仕事などで毎日革靴を履く場合は、2足~3足用意して日々ローテーションして履くと、履きジワ防止になるでしょう。

まとめ

今回は、シワとひび割れの違いと、合皮や本革の革靴のシワの伸ばし方について紹介しました。
革靴は履きジワができて仕方ないものですが、ひどくなってダサい見た目になってしまう前に手入れすることが大切です。
履いたあとにシューキーパーで形を伸ばしたり、クリームで定期的な手入れをしたりすることでシワがつきにくくなります。
せっかくの革靴が履きジワでダサい見た目にならないように、必要なアイテムを揃えて正しく手入れしていきましょう。

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