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京都割烹の名店『食堂おがわ』の味をふらっと寄って楽しめるかも?「オテル ドゥ オガワ」

  • 2024.7.17

西木屋町のホテル1階にオープンした「オテル ドゥ オガワ」なり。京都の居酒屋割烹の名店「食堂おがわ」の系列店。予約・並び不可で、タイミング次第で入れるシステムで運用中。

タイミング次第で味わえる名店の味

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以前から滅茶気になっている飛び込みでしか行けないお店がすぐそばにあるので、そちらにアタックを掛けよう!と思ったから。こちらです。

お店の名前はオテル ドゥ オガワ。このすぐ傍にある京都の居酒屋割烹の名店「食堂おがわ」の系列店。

おがわは「食堂」を名乗るのに、きっちりした和食をアラカルトでお手軽に頂けるお店で、いまだにお値段はこの手のお店の中でも非常に良心的価格。ばばっと飛び込みで入る様な事が出来たのは10年前までですかねえ。既に予約が取れないお店として超有名。また、その徒歩1分圏内にはおがわで修行された若手が起こされた「食堂みやざき」、「食堂えびちゃん」もあるのですが、そちらも既に予約が取れないのだ(汗)。

で、こちらは店名の通り、「四条ホテル」なるラブホテルの一階という、なかなかお洒落な場所にあります。おがわのある路地に面した入り口で、ホテルの入り口から離れているので、全然ホテルにお店があるような感じではありませんが。おがわの若手さんのお店なのですが「予約不可」、且つ「外で並ぶのも厳禁」というシステムで運営中。入れるかどうかは運次第!。とはいえ、事前予約が半年先まで詰まっているお店よりは、入れる可能性かなり大!。入れるかな~?とドキドキしつつ扉を開けるわけで。

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丁度空きが4席もあり、するりと席確保。 コンクリート打ちっぱなし系ですが、なかなかお洒落な内装。カウンター席のみで8席のこじんまり店。如何にも京都にある居酒屋割烹的な感じなのですが、そこを運営しているのが、まだ三十代そこそこ?ぐらいのお兄さんと、更にお若いお酒担当のお兄さんの2名編成。この手のお店でも最年少ではないかと思いつつ。

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もう「食堂おがわ」に行ったのがいつか思い出せないほどなのですが(10年前ぐらい?)、多分メニューは食堂おがわと概ね同じであろうかと思います。お値段もこういう居酒屋割烹店では非常に良心的価格。(税別価格です~)とりあえず飲み物を注文したら・・・

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注文したハイボールがサントリーの達磨さん(それもキンキンに冷えた)なのに気が付いて、思わずニッコリ。私は芋焼酎ソーダ割をお願いしたら、こんなボトルを見せてくれました。

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でっかい上等角氷が1個!でーんと入った、「だるまさんソーダ割り」¥700、「芋焼酎ソーダ割り」¥600を頂きつつ、滅茶悩んで4品ほどを注文。

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一品目は、「ずいきのごま酢がけ」¥1000なり。おがわの特徴の1つで、他店ではそんなに使わない和野菜、うどや白ずいきを使われるのが実はかなり好き!なのですが、その和野菜を更に美味しくしているのは、自家製のごま酢。
上にぺとっと乗っかっている結構粘度しっかりな味噌風なモノで、程良い酸がなんだか馬鹿ウマいのだ。いやー色々な野菜に付けて食べてみたいので、瓶詰で売ってほしい! (シャキシャキした食感の野菜には全般的に合いそうな。甘いスイカや梨に付けても旨そうな予感・・)

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二品目は「鯖きずし」¥1200なり。予め、かなりシッカリと〆た鯖を切って、合わせ酢と大根おろしを合わせる趣向。滅茶サッパリしている味付けで、量も超良心的。

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器に入っているのが、きずしに掛けた合わせ酢ですな。糖分かなり控えめですが、これは日本酒一直線でしょう!ということに。日本酒はどんなのがありますかねえ!と確認し、

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内心ほくそ笑む、元和歌山人。和歌山は海南市の名手酒造謹製「黒牛 純米酒」でした。黒牛の中でも魚料理全般に合わせやすい食中酒ですが、呑み応えもありいの。

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三品目、「稚アユのてんぷら」なり。盛り付けまでお洒落ですが、これまたほの苦さが旨さ。いうこと無しの¥1200なり。

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四品目、「ぐじ焼き」¥2500なり。身は松かさ焼(うろこ付でうろこがパリパリになった焼き方)で、頭の半身も焼いて添えてあるのですが、こりゃ間違いなく美味しい一品。頭は新しいお客さんと対応されていたので、チョイ焦げたのですが、お味は無問題。皮までぺろっと頂きました。

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これは呑まざるを得ないでしょう!と、更に山形は高橋酒造店謹製「東北泉 雄町純米 辛口 火入 」を。いやー、滅茶美味かったような!

前のお店でそれなりに食べているので、そこそこお腹もイイ感じ。アテにする?〆にする?と相方に確認したら、パスタがあるよねえ!ということに。シンプルな方の「おれのナポリタン」¥800を注文。これがですね・・

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ババーンですな。ソーセージとピーマン、玉ねぎという正に喫茶店のナポリタン!なのですが、スパイス類を感じない素直なお味なのに超濃ゆいソースが肝ですな。トマトを滅茶しっかり煮込まれていると想像します! いやー、予想以上に美味しいです。

小皿ですが、量的にはがっちり〆!ですな。いやー大充実の大満足でした。

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銅製の酒燗コンロを眺めつつ、こちらにはぜひ、寒い季節にも来たいなあ!という感想。
以上で、滞在時間はジャスト1時間。ハイボール1の芋焼酎ソーダ割り1、日本酒2合と我々的にはチョイ控えめで、〆て¥11000なにがしという大大大大納得価格。いやー、混雑度により色々と影響はありそうですが、この精度のお料理を1人で出すので、超お安いですなあ!と言う感想。

16:00ぐらいでもどんどんお客様が入れ替わり、その中で1人黙々とお料理を仕上げていくお若いご店主になんだか感動しつつ、お店を後にしたわけで。 1人でも入りやすい運営方法なので、また覗きに来る気満々なのだ。また来るつもりです~。

店舗情報

店名:オテル ドゥ オガワ (Hotel De Ogawa)
住所:京都市下京区西木屋町通四条下ル船頭町230
営業時間: 14:00~22:00
定休日:不定休
TEL:なし
備考:予約不可。営業状況はお店に行かないと不明な仕組み
https://www.instagram.com/hoteldeogawa/

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