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入社2年目 Z世代の若手社員が企画した『ひらかたパーク 七夕ランタンフェス』の舞台裏

  • 2024.7.17
©ABCテレビ

今年7月、“ひらパー”の愛称で親しまれる大阪・枚方市の遊園地「ひらかたパーク」で行われた「七夕ランタンフェス」。短冊がくくりつけられた数百個のランタンが舞う七夕イベントを企画したのは、入社2年目の2人の若手社員でした。同じ“Z世代”の若者たちをターゲットに“映える”イベントを立ち上げた2人の奮闘を追いました。

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ひらかたパーク営業チームの平山葵衣さん(23)と楠龍也さん(23)は、ともに入社2年目。園内で平山さんはグッズショップを、楠さんは飲食店を担当しています。直属の上司は2人のがんばりを高く評価していますが、「経験値がない故に怖いものを知らない」と不安も。

そんな2人に、あるミッションが託されました。ひらパーの来場者は70%がファミリー層で、小学生〜20代の若い世代は20%にも届かない状態。そこで、若い世代を呼び込む集客アップの企画を任されたのです。

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そんななか、平山さんが提案したのが「ランタンフェス」。ディズニー映画の「塔の上のラプンツェル」が大好きという彼女。美しいランタンのシーンにあこがれ、「あの景色や雰囲気を、うちでもできないか」と企画しました。

【動画】平山さんは地元・枚方出身。幼いころから通ったひらパーで「思い出を作る側になりたい」と意気込みます。

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イベントの前日は休園日。本番に向けた準備も最終段階に入っていました。まずとりかかったのは、400個以上のランタンをひとつひとつ膨らませる作業。実は、この日初めてランタンの実物を手にした2人。楠さんは「器用じゃない僕には厳しいかなと…」と細かい手作業に大苦戦です。

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まもなく、会場で映像を映し出すためのプロジェクターが到着。しかし、用意していた机の高さが足りず、思うように設置できません。業者さんに手伝ってもらいながら悪戦苦闘すること30分、ようやく設置が完了。ランタンに光を灯すリハーサルはスムーズに進み、「お客様が楽しんでくださるイメージがついた」と2人は満足そうです。

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そして迎えたイベント当日、開演前の園内をのぞいてみると「めっちゃイヤや…」とボヤく平山さんの姿が!「レジが起動しなくて…」イベントの当日券を販売するためのタブレット端末が、あまりの暑さで起動しなくなってしまったのです。

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そんなアクシデントを乗り越え、いよいよ開園。ランタンフェスは当日券の売れ行きも好調です。ターゲットのZ世代の若者たちも続々と会場に集まり、成功を確信する平山さんと楠さんですが、イベントの開始時間が近づくと、急にソワソワとし始めました。

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なんと来場者の数に対し、準備していたランタンの数が足りないかもしれないというのです。大急ぎで確認に走る2人。何とかギリギリで足りるとわかり、イベントは何とかスタートにこぎ着けました。

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カラフルな光を放つランタンが舞う幻想的な光景を前に、写真を撮ったり、友だちと盛り上がったりと思い思いのランタンフェスを楽しむ来場者たち。

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大きな仕事をやり遂げた入社2年目“Z世代”の2人。自信を胸に、これからも挑戦し続けます。

ひらパー若手社員の挑戦は7月11日(木)放送の『newsおかえり』(毎週月曜〜金曜午後3:40〜)の特集コーナーで紹介しました。

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